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気になる頭皮臭?周りに気づかれてるかも・・・?
湿度が高い日や、たくさん汗をかいた日など、ふとした瞬間に自分の頭皮の臭いに気がつくことがあります。
単なる汗の臭いや、体の匂いと違い、頭皮の臭いは強い不快感を伴います。
汗をかいたときの臭いであれば制汗スプレーを使ったり、パウダーシートを使ったりすることによってごまかすことができますよね。
でも頭皮の臭いになると、スプレーをつけたり、ウェットシート使ったりすることができないので、対処に困るので、悩んでいても何もできない、と思っている方も多いようです。
頭皮臭が気になるからと言ってまさか外出先でシャンプーをするというわけにもいきませんよね?
でも一度頭皮の臭いに気づいてしまうと、その後はその臭いが気になって、なかなか人と接するのも難しくなってしまいます。
この厄介な頭皮臭はどうしたら予防できるでしょうか?
あなたは大丈夫?頭皮の匂いを確認する方法
自分の臭いにはなかなか自分では気づきにくいものです。そこで、まず始めに自分の頭皮の匂いをチェックする方法をお伝えしてきます。
これらの方法を試してみて、自分の頭皮ら周りの人に不快感を与えていないかどうかを再確認しましょう。
指やタオルで頭皮を擦る
指の腹を使って頭皮をこすってみてください。そのあとでその指の匂いを嗅いでみると、意外と嫌な臭いがする場合があります。また、こする場所によっても、匂いの強さは変わりますので、頭皮全体の匂いをその方法で確認してみましょう。もし、自分の指で触るのに抵抗があるという方は、タオルで代用する事も可能です。
枕の匂いを嗅ぐ
枕には、寝ている間分泌された皮脂の臭いが染み付いています。
しかも、10分や20分といった短時間ではなく、何時間もの間その日の、皮脂を吸収し続けています。そのため、自分の頭皮のニオイが最も染み付いてる場所は枕だということがいえます。
自分の枕の匂いを嗅いでみましょう。特に首筋がついているあたりは匂いが強くなっているはずです。
ドライヤーを後からかける
ドライヤーは一般的にシャンプーをしたあと髪の毛を乾かすために使われるものですが、この場合はシャンプーとは関係なく匂いを確認するタイミングでドライヤーを使用します。
冷風モードにして、後頭部から前側に向けて風を流していきます。すると風に乗って頭皮の臭いが顔の前側に運ばれてくるはずです。その臭いを嗅いでみてください。普段は頭皮と髪の毛の間でとどまっている匂いが、風に乗って外に出てくるので、意外と不快なにおいがするかもしれません。
このような方法を使って、自分の頭皮が臭いのか、臭くないのかを確認してみてください。
もし臭い場合は、早急な対策が必要です。また、その時は臭くなかったとしても、タイミングや調べる場所によって匂いに変化がある場合があるので、普段から頭皮の臭いは気にする習慣をつけると良いでしょう。
頭皮が臭くなる原因
頭皮から不快なニオイが出てしまうには、大きく分けると2つの原因があります。この2つの頭皮の臭いの原因について解説していきます。
雑菌が繁殖している
あまり知られてませんが、頭皮には皮脂腺と汗腺が人体の中で最も多く存在しています。
健康な頭皮は、適度な量の皮脂によって覆われており、それが頭皮環境を整えています。
頭皮に限らず、皮膚の表面には常に常在菌という雑菌が生息していて、頭皮の場合は、皮脂の膜によって繁殖が抑制されています。
しかし、皮脂の分泌が過剰になったり、皮膚のバリア機能が低下したりすると、頭皮の環境が悪くなり、常在菌が繁殖します。すると、皮脂が酸化してしまい、油が酸化したときの独特の酸っぱい匂いがするようになります。
外部の臭いが吸着する
髪の毛は、1本1本が細い繊維の集合体です。その細い繊維をキューティクルという魚の鱗のような形をした膜が覆っています。
パーマやヘアカラーなどで髪の毛が痛んでくると、キューティクルが剥がれ落ち、そこに隙間ができます。その隙間から、タバコの臭いやその他様々な臭いが吸収され、髪の毛全体が嫌なニオイをまとうようになります。
臭い対策となる正しい頭皮のケア方法
髪の毛や頭皮の匂いの対策をするためには、生活習慣の改善やヘアケアの方法を身につけることが必要です。
自分の頭皮の臭いが気になるという方は、皮脂の過剰分泌を抑えるための生活習慣を身につけたり、正しいケアを行うことにより、においを防ぐことができるでしょう。具体的な方法をご紹介していきます。
バランスの良い食事
髪の毛を構成している物質の90%以上はケラチンタンパク質というタンパク質の一種です。つまり、髪の毛を作り出すためには十分な量のタンパク質が必要ということです。
そして、ただ単にタンパク質を摂取すればそれでいいというわけではなく、タンパク質がケラチンタンパク質に変わる働きを助ける為の亜鉛も摂取しなければいけません。
亜鉛は、現代の日本人に不足しがちな栄養素の代表ですので、肉、特にレバーや、牡蠣などを積極的に摂取するようにしましょう。その他、毛母細胞の細胞分裂を活性化させるビタミンB群や、血行を促進させるビタミンEなども欠かせません。
髪の毛の成長に必要な栄養素というのは、非常に種類が多いので、どれか一つに絞って摂取するというよりは、全体的に栄養バランスを整えて、健康的な食生活をするというのが最もわかりやすい方法です。普段の食生活の中でカップラーメンやインスタント食品などを多く摂取している方は、それを控えるだけでも髪の毛にとって効果的な食生活に変わるはずです。
飲酒と喫煙を控える
お酒が好きで毎日飲むという方も多いと思います。また、最近は減ってきましたが、1日何箱ももタバコ吸うという人もいると思います。
そういった方は摂取する量を少し控えてみてください。アルコールは、分解する際に肝臓で大量のビタミンBを消費することになります。
ビタミンBは、髪の毛の新陳代謝を高めるための重要な栄養素です。また、タバコに含まれているニコチンは血流を悪くし、毛細血管に流れる血液の量を少なくしてしまうので、髪の毛に届く栄養の量を少なくしてしまいます。そのため、髪の毛の健康を考えるのであれば、飲酒や喫煙は控えた方が良いでしょう。
シャンプーは朝ではなく夜
朝シャンプーをしてから出かけるという方も多いと思います。
朝にシャンプーをした方が、シャンプーの直後に人と会うことになるので臭いが抑えられるのではないかと考える人も多いようです。しかし、実はそれは逆効果なのです。夜にシャンプーをして眠ることによって、眠っている間に4時間から8時間かけて皮脂の膜が頭皮に形成されます。するとその皮脂の膜は、頭皮や髪の毛を保護してくれるので、紫外線などによって受けるダメージを軽減させてくれます。
ダメージが軽減されることによって、過剰な皮脂の分泌を防いだり、菌が繁殖を防いだりすることができるのです。つまり、1日というスパンで見たときに、臭いが発生しにくいのは夜のシャンプーなのです。
油分が多い整髪量を控える
整髪料には様々な種類がありますが、頭皮の臭いを気にしている方は、油分の少ない整髪料選ぶと良いでしょう。ポマードやリキッドといった、油分が多く含まれている整髪料を使用すると、臭いが強くなってしまう可能性があるので控えた方が良いでしょう。また、シャンプーの際にしっかりとその整髪料の残りを洗い流さなければ、頭皮にダメージを与えてしまうことがあるので、注意しましょう。
においが気になったら普段から使っているトニック、ワックスなどを変えてみるのもいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。頭皮の臭いが気になる方は、この記事に書かせていただいた対策方法をもとに、臭いを軽減させるように継続した対策を続けてください。「自分の頭皮の臭いがわからない」という方は、冒頭にあげたチェック方法を使って、自分の頭皮のにおいを、まずは確認してみましょう。自分だけではなく周りの人にも迷惑がかかることなので、注意していきたいですね。
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