頭皮が固いとなぜよくないのでしょうか?

頭皮

2017/03/14

【ハゲ進行も】え?これもダメ?頭皮環境が悪くなる間違った頭皮ケアを今すぐやめよう!

「育毛シャンプーで髪の毛を生やそうと考る」「ヘアブラシで頭皮をトントンと叩く」「何度もシャンプーする」などのケアをしてしまっている人は多いのではないでしょうか。 これらのほとんどは誰が言い出したのかも定かではない説や、なんとなく「シャンプーはたくさんしたほうが頭皮によさそう」というようなイメージによるものです。実はそのケアをするとハゲになってしまうかもしれませんよ!

間違った頭皮ケアに注意!


薄毛が気になりだした人や、髪の毛がパサパサしてきた人は、何らかの頭皮ケアを始めようと考えると思います。
しかし、この頭皮のケアを始めるにあたって注意しなければいけないことが、いくつかあります。その中でも、特に注意しなければならないのは「間違った頭皮ケアをしない」ということです。
インターネット上の記事や、古くから伝わる髪の毛に良いとされるケアの方法は、間違っている場合が多いです。
今回の記事では、育毛ケアの初心者がやってしまいがちな、間違った頭皮のケア方法をお伝えしていきます。あなたも自分がそんな間違ったケアをしていないかどうか気にしながら読んでみてください。

育毛シャンプーで育毛できる?本当の育毛効果とは?

最近は、CMなどもよく放送している育毛シャンプーですが、実は、育毛シャンプーは育毛剤とは違うので、直接発毛を促すのが目的ではありません。なぜなら、育毛シャンプーに配合されている成分は、髪の毛を生やすための成分ではなく、頭皮環境を整えるための成分が多いからです。

シャンプーは、毎日するものですから、そのシャンプーによって髪の毛が生えるのであれば、効果があるのではないかと考えてしまいがちです。しかし、薄毛が進行してしまっている人は、育毛シャンプーだけでは充分な育毛ケアにならない場合もあります。

育毛シャンプーには頭皮をきれいにして「育毛剤の浸透を助ける」という役割があり、その意味では育毛の効果が発揮される可能性があるともいえるのです。育毛シャンプーは、頭皮へのダメージが弱い洗浄成分が使われており、さらに、抗菌作用抗酸化作用抗炎症作用などが含まれている場合が多いです。

つまり、頭皮にとって悪い影響を与える要素を排除する働きがあるのです。

さらに、毛穴に詰まった皮脂も取り除くことができるので、育毛シャンプーを使用した後で育毛剤をつけることによって、その育毛剤が持つ本来の効果を発揮できるとともに、不必要な抜け毛も防ぐことができます。

そのような意味で、育毛シャンプーは、育毛剤と併用することによって育毛効果を発揮するとも言えます。ただし、育毛剤を使用せずにただ育毛シャンプーだけを使用しても髪の毛は生えてこないということは理解しておく必要があります。

実は間違い?要注意な育毛法

育毛や薄毛に関しては、噂や都市伝説のような情報もあり、何が正しいのかわからなくなってしまいますよね。
育毛法についても、効果が出ないばかりか、逆に薄毛をひどくするようなものもあるので注意が必要です。

今一度、あなたのヘアケアを見直してみましょう。

ヘアブラシで頭をトントンたたく

髪の毛をブラッシングする際に、そのヘアブラシで頭皮をトントンと叩くと、血行が良くなって髪の毛が生えやすくなるという話があります。
この話は、実は元を辿ると、ある医師がテレビでそのような発言をしていたため、「医師が言うなら間違いない」ということで広まった噂です。

しかし、実はこの話にも間違いがあります。「血行がよくなることで髪の毛が生えやすくなる」という現象は確かにあります。

髪の毛は毛細血管から運ばれてきた栄養素や酸素を毛乳頭が受け取り、それを栄養分として毛母細胞が細胞分裂をしては伸びるからです。

そのように考えると、紀子が悪くなれば髪の毛は栄養不足になって細くなったり伸びなくなったりしますし、血の巡りが良くなれば髪の毛に十分な栄養や酸素が行き渡るので、髪の毛が生えやすく飲みやすくなると言えます。では、ヘアブラシて投票トントンと叩くという行為はどうでしょうか。実は、ヘアブラシで頭皮を叩くと、叩いた部分が熱くなるので、血行が良くなっているように感じるかもしれません。

しかし、実はこれは頭皮にダメージを与えている行為でしかないのです。特に、あまり強く頭皮を叩きすぎると、皮下組織が破壊されてしまい、毛根を新たに形成することが出来なくなったり、健康な毛根が脱毛してしまったりする可能性もあります。また、頭皮が傷つくと、そこから雑菌が入り込み、炎症を起こす可能性もあります。

頭皮が炎症を起こすと、その周辺の髪の毛は抜けてしまうので、これも注意が必要です。つまり、血行を良くすることは髪の毛に良いことなのですが、ブラしてトントンと頭皮を叩くのは髪の毛にとってダメージを与える行為でしかないということです。

「たたけば生える」は都市伝説?
「たたけば生える」は都市伝説?頭皮に負担をかけるのは薄毛の第一歩です。

シャンプーをする際には、指の腹で力強く洗う

育毛関係のWEBサイトや本などを見てみると、シャンプーの方法について詳しく書かれているところが多いです。そして、その多くで言われていることが、「シャンプーをする際は、指の腹を使って洗う」ということです。

そのため、ある程度自分の薄毛にコンプレックスがある方は、髪の毛を洗う時に指の腹を使っていると思います。さすがに、爪を立てて頭皮をガリガリと削るようなる人は少ないと思います。しかし、ただ単に指の腹を使って洗えばいいのかというとそれだけでは不十分です。

逆に、指の腹を使うことによって、薄毛が進行してしまう可能性もあります。それは、指の腹で頭皮をゴシゴシと「こするような洗い方」をする場合です。指の腹を使うという部分は良いのですが、ゴシゴシと強く頭皮をこすってしまうと、汚れと一緒に新しく生えてきた産毛の赤ちゃんまで潰してしまう可能性があるのです。

これでは髪の毛はなかなか増えてくれません。髪の毛を洗う際には、指の腹を使って、押してもむマッサージをするように丁寧に洗っていきましょう。

マッサージでは汚れは取れないのではないかと思うかもしれませんが、大丈夫です。

シャンプー剤をつけて頭皮を押すようにするだけでも、十分に汚れは取れてくれます。

そもそも、シャンプーは昭和に入ってから生まれた習慣で、それまで一般的に人々は1ヶ月に1回程度のペースで、水で髪の毛を洗うだけでした。髪の毛が清潔でないとハゲてしまうというのであれば、江戸時代の人々はみんなハゲでなければ説明がつきません。

しかし、実際にはそんなことありませんよね。ということは、育毛考えるのであれば、どれだけ髪の毛へのダメージを少なくできるかということが重要なのです。

力強くやればいい?
力強くやればいい?ゴシゴシ洗うより、もみ出し洗いの方が効果的かも

シャンプーを1日に2回以上する

頭皮が脂っぽいということが気になっている人や、フケが多いということが気になっている人は、ついついシャンプーの回数を増やしてしまいがちになってしまいます。しかし、そのようシャンプーの回数を増やすことは、実は髪の毛にとって良いことではありません。

髪の毛を洗ってきれいにするということは、普通に考えれば清潔になるので良いことのように思えます。しかし、実はシャンプーのしすぎは頭皮へのダメージを蓄積させてしまいます。

前の項目でもお伝えしましたが、本来人間にシャンプーをするという習慣はありませんでした。いってしまえば、しなくてもいいことをしているわけです。

シャンプーに配合されている洗浄剤は、頭皮にとってはかなり刺激の強いものです。マウスの体毛を剃ってそこにシャンプー剤を塗ると、その部分の皮膚が赤く腫れてただれたという実験結果もあるほどです。

確かに、シャンプーをしないと頭皮の臭いがきつくなるという人もいるのですが、1日に2回も3回もしない方がいいのです。

もしどうしても皮脂が気になって髪の毛を洗いたいという場合は、シャンプー剤を使用せずにお湯のみで髪の毛を洗う「湯シャン」という方法で髪の毛を洗うようにしましょう。この方法ならば、シャンプーの毒性による頭皮へのダメージや、過剰な乾燥は防ぐことができます。

この湯シャンというのは、芸能人でいうと福山雅治さんやタモリさんもしているということで有名です。

洗いすぎもNG
洗いすぎもNG皮脂のバリアがなくなると、頭皮環境が悪くなりやすくなるんです

まとめ

いかがでしたか。案外「育毛シャンプーで髪の毛を生やそうと考る」「ヘアブラシで頭皮をトントンと叩く」など、してしまっている人は多いのではないでしょうか。

これらのほとんどは誰が言い出したのかも定かではない説や、なんとなく「シャンプーはたくさんしたほうが頭皮によさそう」というようなイメージによるものです。実はそのケアをするとハゲになってしまうかもしれませんよ!

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