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そのシャンプー、あなたの肌に合ってる?
自分の肌に合っていないシャンプーを使うことによって、肌荒れなどのトラブルを引き起こす可能性があります。
頭皮環境を清潔にするためのシャンプーを使って、逆に肌荒れを起こしてしまうというのは本末転倒なことのように感じます。
シャンプーによって肌荒れが起きてしまう原因やその症状、さらにどのようなシャンプーを選べばいいのかというポイント今回の記事ではお伝えしていきます。
シャンプーによる肌荒れの症状
お金をかけてシャンプーを買って手間をかけてシャンプーをして頭皮を清潔に保ち、頭皮を健康にしようと考えていても、そのシャンプーが原因になって頭皮のトラブルが起こってしまうのは悲しいですよね。
ひどい場合は、頭皮だけではなく体や顔にまで影響が出ることもあるのだそうです。そうした肌荒れのトラブルを経験している人は意外と多いようです。
では、シャンプーによる肌荒れには一体どういった症状があるのでしょうか。一言で頭皮のトラブルと言ってもその症状は実に様々です。具体的なポイントを3つ紹介します。
頭皮の赤みや湿疹ができる。
最も多いケースが、シャンプーの最中や、シャンプーをした直後に頭皮が赤くなってしまったり、かぶれになって湿疹が出てしまったりするといった症状です。これらは、すべて頭皮に炎症が起きているから起こることです。
原因としては、シャンプーの中に入っている洗浄剤の洗浄力が強すぎる場合です。
必要以上に脂を洗い流してしまうために、頭皮がその刺激を受けすぎて耐えられなくなってしまっているのです。またシャンプーに含まれている成分が、アレルギーを引き起こす物質となって症状を引き起こしている場合もあるそうです。
頭皮のかゆみと痛み
シャンプー中やシャンプーが終わった後で痛みやかゆみが出ると言ったことも症状の一つです。
これの原因は、シャンプーの洗浄成分が強すぎたり、逆に弱すぎるといった場合があります。
特に注意しないといけないのは痒みで、痒いからといって掻くとそこに傷ができて雑菌が入り込み、さらなる炎症が起きて症状がどんどん悪化していくということがあります。この悪循環は防ぎたいところですね。
フケが出る
もう一つ、よく聞く症状としてフケがあります。
シャンプーが肌に合わないと乾燥してしまうということをお伝えしましたが、頭皮は乾燥するとフケが出やすくなります。
頭皮の新陳代謝の機能が正常に行われなくなってしまうと、角質が異常な量剥がれ落ちてしまうことがあります。これがフケなのです。洗浄力の強いシャンプーを使うと皮脂が必要な分まで洗い流されてしまい、頭皮のターンオーバー機能が働かなくなってしまっていることが原因のようです。
シャンプーによる肌荒れの原因
シャンプーの中のいったいどのような部分が原因になって肌荒れという頭皮トラブルが起こるのかということを少し難しい話もしながら説明していきます。
一次刺激性物質に肌がまける
シャンプーで起こる肌荒れの原因として主なものは「一次刺激性物質」というものへの接触によって肌が負けてしまうということです。
一次刺激性物質というのは、アレルギーなどとは関係なく皮膚の炎症おこしてしまうものです。
この一次性刺激物質はシャンプーやリンス、そして化粧品といった日用的に皮膚につけるもの全般のことをいいます。
こういったものを肌につけることによる刺激が原因となり皮膚炎が起こる。これがシャンプーによるる肌荒れの主な原因です。この点で一次刺激性物質によって起こる皮膚炎は、1回つけただけで起こる急性のものと、繰り返し使うことで起こる慢性のものがあります。
洗浄成分が強すぎる
シャンプーの中に含まれる洗浄剤が強すぎると、肌を保護してくれるはずの皮脂まで洗い流してしまい、保湿力が低下して、乾燥につながってしまう場合があります。
その乾燥状態が長期間続くと、頭皮に皮脂が不足しているという認識が生まれ皮脂を過剰分泌しようとさせます。
すると頭皮が脂性になってしまうこともあります。乾燥したり、油が出すぎたりといった異常な状態が繰り返されることによって頭皮はダメージを受けてしまいます。
肌に合ったシャンプーを選ぶポイント
ここまでにお伝えしてきたようなシャンプーを使うことによって起こる肌の異常は、ほとんどがシャンプーに含まれる洗浄成分によって起こります。
つまり、注意しなければいけないのはシャンプーの中に含まれている洗浄成分が何なのかということです。
洗浄成分のチェック方法
石油系の合成界面活性剤は洗浄力が強すぎるので注意をしなければいけません。シャンプーの成分表示の一覧を見たときに、水の次に書いてあるものが多くは洗浄成分です。ここに「ラウレル」や「ラウリル」といった表記がされている場合は、洗浄成分が強すぎる石油系の合成界面活性剤です。できればこういった成分が配合されているシャンプーは選ばないようにしましょう。では一体どんな洗浄成分の入ったシャンプーを選べばよいのでしょうか。
シャンプーはその中に配合されている洗浄成分によって分類をしていくと、大きく分けて3種類があります。一つが高級アルコール系、もう一つが石鹸系、最後がアミノ酸系です。
高級アルコール系というのは先ほどお伝えした合成界面活性剤のことで、洗浄力や脱脂力が強すぎるのでお勧めできません。アミノ酸系のシャンプーは、洗浄力や脱脂力が適度だんなので、頭皮トラブルが起こりにくいです。
頭皮は弱酸性なので、できれば同じく弱酸性のものを選ぶと良いでしょう。石鹸系のシャンプーも最近流行っていますが、これもどちらかというと、洗浄力が強いので注意が必要です。
オーガニックシャンプーは髪の毛に良い?
ヘアケアや化粧品でオーガニックという言葉をよく聞くと思います。オーガニックというのはもともと有機栽培という意味の言葉です。ヘアケアであったりスキンケアの分野でもオーガニックという名前を商品名につけたり、広告で使っている商品は多いです。しかしそれらは本当に肌に優しい成分なのでしょうか。実は、オーガニックという言葉には明確な基準がありません。
各メーカーが独自にこれはオーガニックと言ってもいいかというルールを設けているだけで、一定の基準はないのです。
ただ、オーガニックを名乗っているということは、さすがに石油系の合成界面活性剤を使っていることはないでしょう。洗浄成分に関しては天然由来のものを使っている可能性が高いです。
そういった点では肌荒れを起こすリスクは低いといえますが、オーガニックシャンプーであればどれでもいいというわけではありません。
先ほどもお伝えしたように、オーガニックという言葉を使うかどうかは完全にメーカーの判断によるので、天然成分を少しだけ配合しているだけで、オーガニックという言葉を使っている場合もあるのです。なので配合されている成分の名前をよく見て自分で判断することが大切です。
まとめ
選び方を適当にしてしまったり、安ければ良いという理由でシャンプーを選んでしまうと、頭皮が荒れてしまう可能性があります。
頭皮というのは髪の毛が生えてくる土壌になる部分なので、そこが荒れてしまうと髪にまで影響が及びます。
シャンプー選びの際は、何種類かの洗浄成分特にアミノ酸系の洗浄成分を配合されたもの購入し、使い比べてみるといいでしょう。
初期費用はかかりますが自分にとってこれが1番合うなといった洗浄成分を見つけることができれば、同じ商品でなくても違った商品で同じ洗浄成分を使っているシャンプー等を比較することもできるようになります。
頭皮のケア、髪の毛のケアのためにも今使っているシャンプーを見直してみてはいかがでしょうか?
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