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髪色を変えるのに人気のブリーチ、ダメージが気になる?
ブリーチは思った通りの髪の色にすることができて人気ですが、ブリーチをすることによって髪の毛がダメージを受けてしまうということも知られています。
ブリーチによる安定の傷みオ~ケ~ オ~ケ~
— 手越の頭髪bot (@bot88791549) January 15, 2017
https://twitter.com/__ruimelody__/status/819843961997008897
「おしゃれのためであれば多少のダメージは仕方がない」と割り切っている人も多いと思いますが、本当にその人はブリーチの髪の毛への影響しているのでしょうか。
実は、ブリーチすることにより髪の毛のダメージはかなり深刻なものがあります。しっかりケアをしないと後悔することになるかもしれません。
今回はブリーチが髪の毛に与えるダメージについてお伝えしていきます。
ブリーチで髪の毛が痛む?
おしゃれの一環として、髪の毛を染める時にブリーチは欠かせません。しかしブリーチをするときに気になるのは、髪の毛がダメージを受けてしまうことです。
では、そういったダメージを改善してくれるようなトリートメントであったり方法はあるのでしょうか?
今回は、ブリーチによって髪の毛がダメージを受けてしまう原因や、受けてしまったダメージを回復する方法も一緒にご紹介します。
出典:http://xn--cck2a3hg1i.com/bleach/
髪の毛をブリーチすると、それに比例して髪の毛にダメージが蓄積していくと考えている人は多いと思います。それは正しい考えです。
ブリーチというのは、簡単に言うと薬を使って髪の毛の色を抜くことです。
生きていくためには、使用する必要がない薬剤を髪の毛に使うので、髪の毛に良いはずがありません。
せっかく健康に育った髪の毛だったとしても、ブリーチをすれば少なからずダメージを受けてしまいます。
そのため、ブリーチで髪の毛が痛むというのは当然の話なのです。
ブリーチとは何か
ブリーチはもはや日常でも使われる言葉になっているので、知らない人は少ないと思いますが、もう一度ブリーチというものがどういう行為なのか確認します。
出典:http://hair-mei.jugem.jp/?eid=71
ブリーチによって髪の毛の色素を抜くというのは、例えば、「髪の毛の色を赤くしたい」と考えたとしましょう。
しかし黒い髪に赤い絵の具で絵を書いても全く見えないのと同じように、黒い髪の毛のままでは赤く染めることはできないのです。
ブリーチをする目的は、黒い髪の中の黒の色素を抜いて白に近づけるということなのです。そして白に近づいた髪の毛に赤い色を重ねることで色が赤くなるのです。
つまり希望する色が明るくなれば明るくなるほどブリーチの程度は強くなっていきます。
またブリーチをするということはその後に着色するための薬剤も髪の毛に付けなければいけないということです。この2つは常にセットになっています。
つまりブリーチで一回ダメージを受け、さらに着色によってもう一度ダメージを受ける、という2段階のダメージなのです。
なぜブリーチをすると髪の毛が痛むのか?
ブリーチをすることによって髪の毛がダメージを受けるのはなぜなのでしょうか?
ブリーチのメカニズムについてご紹介します。また、ブリーチをどのぐらいの期間をあけて行うのが適切なのかも解説していきます。
色素を抜くことがダメージの原因
髪の毛の色素を抜くために、ブリーチが脱色を行います。
この原理は、過酸化水素水とアルカリ剤を合わせて使用することによって、化学反応を起こしメラニン色素を破壊させ脱色させるというものです。
出典:http://www.kamiyutaka.com/entry235.html
ブリーチに含まれる過酸化水素水は、髪の毛の中のキューティクルやタンパク質を破壊します。
もろくなったキューティクルからはタンパク質が溶け出しやすくなってしまうので、シャンプーなどをする際に、お湯と一緒にタンパク質も髪の内部から抜け出してしまい、中身がスカスカになった髪の毛が出来上がってしまうのです。
これが髪の毛の傷みの原因になります。
パサパサになった髪の毛は脆い
髪の毛の内部の成分が失われると、少しのダメージによって切れ毛や枝毛が増えてくることもあります。なぜ切れ毛や枝毛が増えてしまうのかというと、水分が抜けた髪の毛というのは非常にパサパサの状態だからです。
パサパサの状態で髪の毛を触ったり、髪の毛にクシを使ったり、ブラッシングしたりすると、途中で髪の毛同士が絡まってしまいます。絡まってしまうと、そこに不必要な力が加わって髪の毛が抜けてしまったり切れてしまったり裂けてしまったりするのです。
パサパサになってからでは手遅れなので、できるだけ早い段階でケアをしてあげることが重要です。
出典:https://hairhapi.com/articles/6GUFu
ブリーチの頻度
テレビを見ていると、芸能人の方などで、事あるごとに髪の毛の色が変わっている人もいます。
中にはほとんど期間をあけずにブリーチしているのではないかという方もいますが、その人たちの髪の毛は大丈夫なんでしょうか?
ブリーチをする度に、髪の毛には確実にダメージが蓄積されていきます。
特に注意しなければいけないのは2回目以降のブリーチです。
1回目は健康な状態の髪の毛に、はじめてブリーチの薬剤がかかったという状態なので、まだ髪の毛は絶えることができます。
しかし、1回ブリーチを受けて髪の毛が弱ってしまった状態で、2回目のブリーチ剤を髪の毛につけると、非常に大きなダメージを受けてしまうのです。できれば一回のブリーチから2回目以降のブリーチは、2ヶ月以上の期間をあけてからにした方が良いでしょう。
ブリーチをした後のケア
髪の毛は死んでしまった細胞で作られていますので一度傷ついてしまうと、自然に回復することはありません。
ただ、外側からのケアをすることによって、傷みを減らすことはできます。そのために必要な事や注意をしなければならないことをお伝えします。
特に、最近ブリーチをした人や、近々ブリーチをしようと考えている人は参考にしてみてください。
乾燥させない
ブリーチをした後は、髪の毛を乾燥させないようにしましょう。
ブリーチによって色素が抜かれた髪の毛は、成分のコントロールがうまくできなくなってしまっています。そのため、髪の毛を少し濡らしただけでたくさんの水分を吸収してしまったり、髪の毛をドライヤーすると必要以上に水分な空気中に揮発してしまったりという状態になります。
ブリーチくそいてー
ヒリヒリする( °_° )
肌弱いし乾燥してるから倍プッシュですわ— とんちゃん(元ともっきー) (@4_pq6) January 8, 2017
脂分を切らさないようにする
頭皮にとって、脂分は良くないものというふうに考えられてますが、そうではありません。
頭皮にある一定以上の脂分がなければ、髪の毛は乾燥してしまいますし、常在菌も住めなくなってしまうので、紫外線のダメージを頭皮が直接受けてしまうことになります。そのため、一定数の油分というのは頭皮に必要なのです。
しかし、ブリーチをした直後の髪の毛は水分と同じく脂分も少なくなってしまうので、トリートメントを積極的に使ったり、オイルを髪に塗ったりなどの方法で髪の乾燥を防ぐようにしましょう。
ドライヤーを当てすぎない
ドライヤーやヘアアイロンを使う際は、できるだけ短い時間にとどめましょう。
こういった熱を使う器具は、髪の毛にとって大きなダメージの元になります。
健康な髪の毛だったとしても、ヘアアイロンやドライヤーをかけすぎると大きなダメージになりますので、ブリーチをした直後の傷みやすい髪の毛に使ってしまうと大変なことになります。
まず、ドライヤーは高温の状態で長時間し使用しないようにしましょう。
できれば冷風モードを使い、冷たい風で乾かしていきましょう。またヘアアイロンもできれば使わないほうがいいのですが、どうしてもセットの時に使いたい、という場合はトリートメントオイルを使い、ケアをしながら使ってください。
美容院ではトリートメントのセット
美容院でブリーチをしてもらった場合には、ブリーチの後で、美容院の方にしっかりとしたトリートメントでケアをしてもらうように注文しましょう。
美容院で行うケアであれば、ブリーチをした直後なので、間を空けずにケアをすることができます。
https://twitter.com/pipi_yxx/status/819939443435937792
まとめ
このように、ブリーチによって傷んでしまった髪の毛には、トリートメントをするのが有効です。
髪の毛の健康を考えれば、ブリーチをしないということが最も正しい選択なのですが、やはりオシャレを考えると髪の色は変えたくなってしまいますよね。
ブリーチをするまでは仕方がないと考えて、ブリーチの後のケアが重要になってきます。
髪にハリコシが無い…ボリュームが欲しい…それは頭皮に原因があります。
髪に元気がなくなっている方は、頭皮環境に原因があります。特に30代を超えると髪年齢はどんどん衰えてきます。そのままほおっておくと、最悪の場合薄毛になってしまうことも。
本当に頭皮の事を考えたシャンプーで早めのケアを心がけるといいですね。
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ケフトルアーユルヴェーダ |