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あれ?もしかしてAGAと思ったら
AGAはクリニックでの治療や処方薬の摂取で永続的に治療をしていかなくてはなりません。
一度なってしまうと回復が難しいAGAは、なる前に予防するに越したことはありませんので、自分で毛根や頭皮の状態をチェックしましょう。
AGAかどうかをチェックするには?
薄毛が気になってきたら、AGAかどうか疑いたくなりますよね。
AGAは抜け毛が多いからという理由では判断が難しく、抜け毛は個人差があって1日に80~150本抜けると言われています。
毛髪には、毛周期という成長サイクルがあり、成長が止まっていて抜ける予定の、休止期の毛が多い時期には抜け毛も多くなります。
また、ダメージを受ける夏に抜け毛が多くなったりと、時期や季節によって抜け毛が多くなることもあるので、抜け毛の量だけではAGAかどうかは厳密にわかりません。
自分の毛根をチェックする方法
全ての人が1日に50~100本ほど脱毛していますが、その脱毛にも自然脱毛と異常脱毛があり、それは抜けた髪の根本、毛根を見るとそのどちらかなのかわかります。
毛根でわかる、正常な抜け毛~危険な抜け毛。抜けた髪の先が細~くなっていたら要注意です。
— 美髪コーチ (@KahalaClub) December 11, 2016
毛根でわかる、正常な抜け毛~危険な抜け毛。抜けた髪の先が細~くなっていたら要注意です。
— 髪フェアリー (@ikumourich2) November 30, 2016
わざわざ髪を抜く必要はありませんが、髪を触って自然に抜けた毛の毛根を見てみましょう。
薄毛レベル-問題なし
髪の根本にふくらみがあり、白いゼリー状のものがついているのが健康的な状態です。
健康な毛根の場合、根元が一番ふくらんでいて、毛先に向かって細くなっています。この毛根は、ヘアサイクルの休止期に入ってから自然脱毛した、抜ける予定だった毛なので、抜けた毛穴からはまた新しく髪が生えてきます。
出典:http://waka-hage.com/930
ひげのような細い毛が生えてきている-頭皮環境悪化のための薄毛かも?
毛根部分から細長いヒゲのようなものが生えてきている場合は、フケが出ている粃糠性脱毛や、頭皮がベタベタしている人に起こりやすい脂漏性脱毛になる可能性があります。
ヒゲができているのは、不潔にしていたり、男性ホルモンが原因で皮脂分泌が過剰になっていたりしてフケが増えたり、毛穴に角栓がつまって頭皮環境が悪くなっていることが原因です。
こういった毛を見つけた時は、頭皮に優しいアミノ酸系のシャンプーを使ったり、脂っぽい食事を控えるなどして対策しましょう。
先がとがっている毛根-AGAや免疫疾患系の脱毛かも
毛根のふくらみどころか、根元の方が細い人も異常脱毛の可能性があり、免疫疾患などが起こっている場合も多く、円形脱毛症の人も先が細い抜け毛が多くなっています。
毛根の方が細い-危険信号
毛根がふくらんでおらず棒状の毛は、毛母細胞が働かなくなって抜けた異常脱毛である可能性が高いです。
この段階までくると、他の毛根も弱くなっていることが多く、今後も抜け毛が止まらなくなる場合がありますので、皮膚科やAGAクリニックに相談するのがベストです。
出典:http://iimoo.com/archives/42
細い毛根とAGAの関係
だんだん抜け毛が細くなってきた、という人もいると思いますが、AGAや薄毛気味になるとなぜ髪が細くなるのは、男性ホルモンの影響で毛母細胞がダメージを受けていたり、毛乳頭から送られる成長シグナルが少なくなっていたりして毛根がミニチュア化してしまっていることが考えられます。
毛根のミニチュア化を防ぐには
一つの毛が細くなっていたら他の毛もそうなる可能性が大きいので、被害が大きくなる前に食い止めましょう。
毛根が細い毛は、毛を作る毛母細胞という部分が弱っていることが原因です。
この毛母細胞は、毛乳頭から発毛や成長休止のシグナルをもらって髪を成長させています。
そのため、毛乳頭が影響を受けると毛母細胞も働かなくなってしまいますので、毛母細胞を弱らせないことと、毛乳頭から成長シグナルを遅らせることが、毛根のミニチュア化の対策になります。
生活習慣を改めたりするのももちろんですが、具体的には育毛マッサージをして血流をよくすることと、育毛剤を使うこともセルフでできるのでおすすめです。
育毛マッサージですが、頭皮にはたくさんツボがあり自分ではわからないと両側の耳の延長線上にあるつむじの少し手前にある<百会>という部分、耳の周りの側頭部を指の腹で指圧してあげて、頭皮が温かくなるくらいまで続けましょう。血流がよくなれば、毛乳頭から栄養が毛母細胞に運ばれやすくなるので、簡単なマッサージでもいいので頭皮の血行を良くしてあげるよう心掛けましょう。
また、育毛剤に関しては、毛母細胞を弱らせる男性ホルモンを抑える効果のあるものを選びましょう。選ぶときには、配合成分にキャピキシル、リデンシル、オウゴンエキス、ヒオウギエキスといった天然由来のものが入っているか確認しましょう。
また、毛乳頭から成長シグナルを送らせるのを助ける成長因子も、比較的新しい育毛剤には含まれているので、公式サイトなどでチェックしてみましょう。
日頃の毛根チェックを欠かさずに!
抜け毛をただ悲観するのではなく、これからは抜けた毛の毛根もチェックしましょう。
細い毛はAGAや粃糠性脱毛、脂漏性脱毛や円形脱毛症など、脱毛疾患になる恐れがありますので、毎日毛をチェックするようにすれば、脱毛症の予防にもなります。
細い毛が気になったら、AGAクリニックに行くのもいいですし、自分で頭皮をマッサージしたり育毛剤を使ったりして対策しましょう!
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