目次
使い続けると耐性ができる？
育毛のためにミノタブを飲んでるけど、最近効果が感じられなくなったという人はいませんか？
発毛が感じられなくなったという気づき、それはミノキシジルに耐性ができてしまったサインかもしれません。
耐性ができてしまった場合もうミノキシジルを使うことはできないのでしょうか？もう一度効果が出せるのか知りたい！という方のために対策法をご紹介します！
ミノタブについて
ミノキシジルのタブレット、通称ミノタブは、ミノキシジルをタブレットタイプの錠剤にした内服薬です。
頭皮に塗布する育毛剤タイプの外用薬に対し、副作用が起こりやすいと言われており、高い効果がある反面使い方が難しい薬だと言われています。
ミノキシジルの効果
ミノキシジルは血管拡張作用があり、高血圧患者の血圧降下のための薬として用いられていました。
その使用の過程で発毛効果が確認されたことから育毛剤の成分として使用されるようになったのです。
頭皮の血流が悪くなると髪は育ちにくくなりますが、ミノキシジルが血管を広げて血流促進して頭皮に十分に栄養をいきわたらせることで、栄養不足だった頭皮にもう一度活力を与え発毛を促進します。
ただ、副作用があることも確認されており、血流促進でかゆみがでたり、顔や体のむくみ、低血圧や動悸などの症状が出てしまうと言われています。
使い続けると耐性ができる？
血流を良くして頭皮へ栄養をいきわたらせてくれるミノキシジル。
発毛効果があると人気ですが、使い続けると耐性がついてしまうと言われています。この耐性により、「今までより効果が感じられなくなった」という人が増えているようです。
耐性って何？
薬を一定期間使い続けると効果が薄れてくることを指します。これはミノタブだけではなく、他の薬にも起こる現象です。
そして育毛剤なども、使用から長期間たつと効き目が弱くなってくる場合があります。
この耐性ですが、全ての人に起こるわけではなく体質によるところが大きいようです。
ミノキシジルで耐性ができてしまったら？
ミノキシジルは血管拡張剤ですので、耐性が付くと血管拡張作用が弱まり頭皮、毛根に栄養がいきわたりにくく なります。そのため発毛効果が感じられなくなり抜け毛も増えてくるというわけです。
耐性が付く期間
では、どのくらいの期間使用すると耐性がついてしまうのでしょうか。
具体的に何ヶ月使用したら起こる、というデータはありませんので、現在は耐性の付きやすい期間について詳しく分かっていません。
しかし、たいていの場合3～4年など、年単位で耐性がついてくることが多いようです。その一方で、5年以上使用していてもまだ効果を実感できる、という人もいて、ミノキシジルの耐性の現れ方は個人差が大きいようです。
耐性がついてしまった時の対処法
効かなくなったものをいつまでも使っていて薄毛が進行しては意味がないですよね。
耐性が出たら、せっかく効果が出たミノキシジルが使えなくなってしまうのでしょうか？
他の方法で発毛した方がいいのかどうか考えていきましょう。
対策1 ミノタブ禁
ミノタブでミノキシジル耐性ができてしまったら、2ヶ月～半年ほど使用をやめてみることで経過を見るという方法があります。
少し期間をあけることで、体内に蓄積していたミノキシジルが排出され、再び使用した時にもう一度効果が現れます。
対策2 新しい発毛薬を一緒に使う
ミノタブの耐性ができてしまった場合、他の新しい発毛薬を使用し始めるのがお勧めです。
例えば、新しい発毛成分として注目されているフィステナリド。
こちらはプロペシアなどの発毛薬に含まれています。これをミノキシジルと併用することでもう一度効果を出すことができます。
また、それと並行してヘアケアサプリメントなども利用することによって栄養補給＋血管拡張でより高い効果を出すことができます。
対策3 サプリメントで髪に良い栄養を摂る
最近はヘアケアサプリメントが充実しており、通販でも気軽に手に入れられるようになりました。
ヘアケアサプリメントの中でも、ノコギリヤシのものがおすすめです。ノコギリヤシは、男性ホルモンが悪性変化するのを防いで抜け毛予防になります。亜鉛やケラチンも、髪の形成に欠かせないたんぱく質を補ってくれるので発毛を応援してくれます。
こういったサプリメントは天然成分の物が多いので、ミノキシジルと比べ副作用の可能性が低く安心して使用できます。特にミノキシジルとの相性も問わないそうなので、併用すればさらに髪に栄養を与えることができます。
ミノキシジルを止める時の注意事項
ミノキシジルの力をもう一度発揮するために、期間をあける方法がありますが、耐性を抜くためにミノキシジルを止める場合、いくつか注意してほしい点があります。
ミノタブは止めると元に戻る
飲むのをやめると元の状態に戻ってしまう場合があります。ですが、すでに効果が出なくなった状態で使い続けるのは進歩がないので一度止めてみて耐性を抜くことも必要です。
再開すれば効果がまた現れますが、また薄毛になるのが心配な場合はフィステナリド配合の育毛剤や内服薬、ヘアケアサプリメントを使用してつなぎましょう。
再開しても摂取量を守る
再開後、「少し間を開けたから、前より多めに摂ろう」と考えるのは危険です。
内服薬は外用薬と比べ体内にダイレクトに影響を及ぼすので、使用目安量を超えると副作用の危険が高くなります。
また使用中にも「効かないな・・・」と感じていても、同じく自己判断の増量はやめましょう。
正しく使って120%の効果を出す！
ミノキシジルは効果が出やすい反面、副作用があったり、慣れてしまうと発毛しにくくなったりと使い方が難しい薬です。
今ミノタブでスランプを感じている人も、耐性を抜く期間を作ったり、他の育毛剤と併用したりして上手に付き合っていけば満足いく発毛効果を得られます。
自分に合った方法でミノキシジルの効果を最大限発揮できるよう工夫してみましょう！
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