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髪の毛

2017/01/25

【薄毛のサインかも】普段のヘアケアを変えて切れ毛を少なくする方法

「生え際から切れ毛が生えていてもそこまで気にしない」という人は多いと思いますが、実はこれはハゲにつながってしまう大事なサインです。シャンプーやドライヤー、そして日頃の食生活を見直すことで、髪の毛をケアし抜け毛を予防していきましょう。

他の髪の毛と同じ流れに混じって、1本だけ飛び出ている短い毛がありませんか?特に、生え際からそういう毛が出ていると、とても気になりますよね。その時はどうやってケアをしていけばいいのでしょうか。切れ毛は正しいケアを行わないと、そのまま大変なことになってしまう可能性があります。そこで今回は、生え際の切れ毛が気になるときに、そのケアを正しく行う方法を紹介します。

切れ毛はハゲのサイン?


ぴょんぴょんと生え際の部分から飛び出してくる短い毛。これはセットしようとしてもうまくまとまらず、なかなかおさまってくれず悩まされますよね。こういった切れ毛が原因で起こる現象に、「嫌だなあ」という気持ちはあったとしても、切れ毛自体が問題だと感じることは少ないのではないでしょうか。この「生え際の切れ毛」、髪の毛からの危険信号である可能性があります。しっかりとしたケアを行わなければ、将来的にはハゲになってしまうかもしれません。生え際にある切れ毛は、そこだけがとても目立つので対処に困ります。短く切ってしまうか、それとも我慢してもう少し伸ばすか、なかなか悩ましいところです。しかし、一体何が原因で切れ毛という現象が起きるのか?というところまで考えたことがある人は少ないと思います。単純に髪の毛に圧力が加わって切れてしまうという場合もありますが、健康な髪の毛が切れてしまうほどの大きな圧力というのはなかなか加わらないものです。実はもっと大きな原因があって、切れ毛にはなってしまうのです。その問題とは髪の毛自体の問題です。加わった圧力の問題ではありません。切れ毛を放置しておくと将来的に抜け毛に繋がってしまう可能性が高いのです。

切れ毛が起こるメカニズム


そもそも、どうして切れ毛という現象は起きるのでしょうか。髪の毛が切れてしまうというのは、それだけ少ない力で髪の毛がダメージを受けるほど弱くなってしまっているということです。健康で張りつやのある髪の毛であれば、多少のダメージがあっても、途中で切れたりすることはありませんし、弾力もあります。しかし、ダメージを受けて弾力がなくなり、傷んでしまった髪の毛はとてももろく、ほんの少しの刺激を受けただけで、あっさり切れてしまうことがあります。髪を手で引っ張ったり、ブラシを使って髪の毛をとかしたり、そういった日常的な行為でも髪の毛にとっては強い刺激になる場合があります。つまり、髪の毛自体がもろくなっている状態でブラシをしたり、手で髪の毛を触ったりといったことをするために、切れ毛というのは、起こってしまうのです。また、生え際に切れが多く現れるのは、髪の毛の中でも、表に出ている部分の髪の毛ほど刺激を受けやすいからです。例えば、髪の毛に加わるダメージの中での代表的なものに、紫外線があります。紫外線が直接当たるのは髪の毛の中でも外側に出ている部分です。また、髪の毛の外側はキューティクルという魚の鱗のような形をした、たんぱく質で覆われています。このキューティクルというのは、水に濡れている状態が弱点です。つまり、シャンプーをした直後などは非常にキューティクルが壊れやすい状態なのです。そんな時にタオルでゴシゴシと拭いたり、ドライヤーを熱風で長時間当てたりしてしまうとキューティクルが破壊されてしまいます。キューティクルが破壊されると、そこから髪の毛に必要な水分や栄養素が抜け出て、どんどん髪の毛がもろくなってきます。そうやってもろくなった髪の毛は、少しの圧力が加わっただけで切れてしまったり、枝毛になってしまったりするのです。

切れ毛は放置するとどうなるのか

切れ毛が発生した後は放っておくとどうなるのでしょうか?
ここまでで、日常的な行為の一つ一つが切れ毛での原因になってしまうということがわかりました。では、その切れ毛を放置してしまうと、それは一体どんなことにつながるのでしょうか。今回の記事のテーマでもあります。とても気になりますね。
切れ毛になった髪の毛のキューティクルを見てみると、中身がスカスカになってしまっていることがわかります。様々な刺激が加わることで、キューティクルが破壊され、髪の毛がもろくなっていることが、切れ毛の原因だということを先ほどお伝えしました。では、キューティクルが壊れてしまった髪の中身というのは一体どうなっているのでしょうか?キューティクルというのは、髪の毛の内側を守る非常に大切な役割をするものです。それが割れてしまうと髪の毛の内側にある水分や栄養素が髪の毛の外に流れ出てしまいます。そして、どんなに水分や栄養素が髪の毛の中に入ってきてもそれを髪の毛の内部にとどまらせることができないのです。その状態が続くと、髪の毛の内部は栄養不足の状態になり、どんどんスカスカになっていきます。
水分や栄養分の抜けてしまった髪の毛は何らかの圧力が加わることで、切れ毛になってしまうということはもちろん、健康でハリツヤのある状態の髪の毛に戻ることはありません。初めのうちは切れ毛ですが、だんだんと抜け毛に繋がっていきます。
抜けるべきタイミングでないときに抜け毛が起こるというのは、ヘアサイクルが乱れているということです。だんだんと毛根の中でも髪の毛が生えている状態が短くなり、髪の毛が抜けている状態の時間が長くなってくるとこれはもう危険信号です。

切れ毛の対策


切れ毛を見つけた段階で適切なケアをしないとハゲてしまうことがわかりました。ではここでは、切れ毛が生え際に見つかった時の正しいケア方法をお伝えします。この方法を使って薄毛の対策をしていきましょう。

シャンプーの方法

シャンプー自体にもポイントがあります。市販されているシャンプー剤には、様々な種類があります。しかし、1000円以下で買えるようなシャンプーは、ほとんどが髪の毛にとって良いものではありません。なぜなら洗浄成分が強すぎて、頭皮に必要な皮脂や水分まで落としてしまうからです。皮脂や水分が落ちた髪の毛や頭皮はパサパサになってしまいますが、その状態を隠すためにシリコンが使われています。一般的に、ノンシリコンシャンプーが良いと言われるのは、「シリコンが悪いからノンシリコンいい」というわけではなく、洗浄成分の強すぎるシャンプーをシリコンで紛らわしているから、シリコンの入っていないシャンプーが間違いないという法則なのです。

ドライヤーの正しいかけ方

ドライヤーの高温は、髪の毛にとても悪い影響を与えます。特に髪の毛だけではなく、頭皮にもダメージを与えてしまうのが抜け毛につながりやすい部分です。
まず、お風呂から上がったら、タオルドライをしっかりしてください。しかし、このタオルドライに関してはあまり強くゴシゴシと拭くのではなく、キューティクルの生えている方向に従って、「根元から先端、根元から先端」と繰り返すように、タオルを押してください。そしてドライヤーはできれば冷風モードで、冷たい風によって使ってください。また、髪の毛に近づけすぎないようにするのも重要です。20センチ以上は離して使いましょう。また、髪の毛は根元の方から乾かしてあげるのがいいです。なぜなら、先ほどお伝えしたように、キューティクルというのは、根元から先端へとうろこ状に並んでいます。その流れに従って風を当ててあげるのがポイントです。また、冷風で髪の毛を乾かすことによって、キューティクルが引き締まるので、その後の髪の毛の強度が増します。

食生活

次に大事なのは日常生活で摂取する食べ物です。特に髪の毛の原料になるタンパク質と、そのタンパク質を髪の毛の原料に変えていく亜鉛は積極的に摂取した方が良いでしょう。また、血行促進をするためにカプサイシンを摂取するのもお勧めです。

まとめ

このように、「生え際から切れ毛が生えていてもそこまで気にしない」という人は多いと思いますが、実はこれはハゲにつながってしまう大事なサインです。シャンプーやドライヤー、そして日頃の食生活を見直すことで、髪の毛をケアし抜け毛を予防していきましょう。

髪にハリコシが無い…ボリュームが欲しい…それは頭皮に原因があります。


髪に元気がなくなっている方は、頭皮環境に原因があります。特に30代を超えると髪年齢はどんどん衰えてきます。そのままほおっておくと、最悪の場合薄毛になってしまうことも。

本当に頭皮の事を考えたシャンプーで早めのケアを心がけるといいですね。

ケフトルアーユルヴェーダ

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