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女性の円形脱毛症
円形脱毛症ができてしまった！
毎日鏡を見ていてハゲが見つかったらびっくりしてしまいますよね。
20代女性に起こりやすいと言われる円形脱毛症は、他人ごとではありません。
早く治すためにも、女性特有の原因と、その対策をしっかり調べておきましょう。
円形脱毛症とは？
円形脱毛症は一般的に、普段から薄い人や抜け毛が多い人が起こるというわけではなく、突発的に一部が円形・楕円形に抜け落ちてしまう状態になります。
12月中旬に美容室に行った時、美容師さんから「何かストレスたまってるね。円形脱毛症になってるよ」と言われ、初めて気付きました。
つむじあたりに１０円玉くらいの禿があり、1月にまた美容室に行ったときにまたひとつ耳の後ろに一円玉くらいの禿を発見しました。
それを聞いたとき頭の中が真っ白になり、このまま禿が大きくなったらどうしようかと、洗髪の時やブラシを通すとき、抜け毛を数えたりして発見した時異常に悩むようになってしまいました。最初の禿は今では500円玉くらいの大きさになっています。今でも抜けてまして、その毛根の先はとがっています。病院にはかかっていませんが、円形脱毛症と思って間違いないでしょうか？
9月頃に職場で人間関係の悪さからかなりのストレスはあったのですが、まさか体に出るほどだとは自分の性格からしてありえないと思っていたので信じられません。
出典:教えて!goo 円形脱毛症に・・・
２０代後半の女性です。
昨年４月に美容院でカットをお願いして、髪の毛をくしでとかしてもらっている時に１０円玉くらいの大きさの円形脱毛を二ヶ所発見されたのが、初めてでした。
その時も相当落ち込みましたが、皮膚科で処方されたステロイド剤を塗って数ヶ月後、一旦はよくなりました。
しかし今年６月、円形脱毛症が再発してしまいました。しかも今度は複数箇所なので全体的に髪のボリュームが明らかに少ないです。前より悪化したことに、ショックを受けています。毎日、床やお風呂場で大量に自分の髪の毛が落ちているのを見るととても悲しくなってしまいます。
出典：発言小町 多発型の円形脱毛症になってしまいました
女性の場合、強いストレスを感じた時やピルなどホルモンを調整する薬を服用しているとき、また産後などに起こりやすく、女性ホルモンが原因で発生するとも言われています。
10円ハゲともいわれるので最初は小さな円形ができるのは初期段階で、進行し汎発型という段階になると眉毛まで無くなってしまう重大な疾患です。
特に髪が長い女性は発見が遅くなってしまいがちですので、「あれ、ここだけハゲてる？」と思ったら早めに対策しましょう。
円形脱毛症の進行度
ハゲができちゃった！というのはまだ初期段階です。進行するほどハゲの領域も広く、治療も難しくなってきます。
こちらはすべての人が最初に体験する段階です。
いわゆる10円ハゲと言われるくらいの範囲の毛が抜け落ちます。
丸いハゲが2つ以上できてしまう状態です。複数のハゲが合体して広範囲に広がってしまうこともあります。
円形脱毛症が頻繁に起こる人、いつも複数個所ハゲてしまう人がこれに該当します。
こちらは後頭部から側頭部にかけて蛇行したようにハゲが広がってくるタイプです。後頭部にできる場合は、つむじなどの＜鉢＞部分にできるものより深刻だと言われています。
こちらは頭髪が全部抜け落ちてしまうものです。この段階まで来ると年単位で治療が必要になってきます。
こちらの段階まで来ると、頭髪だけではなく、眉毛や体毛まで抜け落ちてしまいます。
単発型の段階で予防して重度にならないように気を付けましょう。
どうして円形脱毛症になる？女性特有の原因って？
円形脱毛症が発症した女性のほとんどが「ストレス」でハゲたと言っています。
ですが、ストレスそのものというよりも、ストレスにより引き起こされるホルモンバランスの変化や体質の変化が直接の原因だと言われています。
自己免疫疾患
円形脱毛症の女性の4割はアトピーであるとデータあります。
花粉症や食物アレルギーを持っている人は、ストレスによって免疫機能が変化しやすいと言われています。
円形脱毛症の場合、免疫が毛根を敵と見なし攻撃してしまうことで髪が抜け落ちてしまうといったことが起こります。
遺伝によるもの
円形脱毛症はアレルギー体質などの人に起こりやすい疾患ですが、免疫など体質体質に関わるものは遺伝によるところが大きいので、家族に円形脱毛症になったことがある人がいたら自分も注意した方がいいでしょう。
また、円形脱毛症が頻繁にできるという人も遺伝的になりやすい体質である可能性が高いです。
女性ホルモン
現在では7割以上の女性が産後の抜け毛に悩まされると言われています。
特に、ピルの使用中に円形脱毛症になったという人が多く、女性ホルモンの変化が抜け毛を引き起こすことが分かっています。
産後の場合、妊娠中に平常時より増えていた女性ホルモンが出産によって一気に減るので、その反動で突発的に抜け毛が増えます。
なぜ女性ホルモンが減ると抜け毛が増えるのかというと、女性ホルモンは髪が成長する期間を伸ばしてくれる働きがあるため、ホルモンが減少することによりその期間が短くなると当然髪は短く弱くなり抜けやすくなるのです。
治療法は？
円形脱毛症はAGAなどと比べ自然治癒する可能性の高い疾患です。
円形脱毛症になったけど放っておいて勝手に治っていた・・・という場合もありますが、早く確実に治したい方は積極的に治療に取りくんだ方がいいでしょう。
抗アレルギー対策をする
先ほどアレルギー体質の人が円形脱毛症になりやすいとご紹介しましたが、花粉症であれば薬を飲むように、
免疫疾患の対策に抗ヒスタミンやステロイド剤を使用する治療法です。
しかしこちらはアトピー性皮膚炎、鼻炎などを患っている人向けです。
また薬の服用はクリニックで相談してからにしましょう。
通院治療をする
円形脱毛症の原因が体質だと思ったら、行きつけの病院や皮膚科に行ってみましょう。
合った薬を処方してくれたり、冷却療法やスーパーライザー療法という、病院でしかできない治療をしてくれます。
冷却療法は脱毛部分にドライアイスや液体窒素などをあてて冷却し免疫機能を整える方法があります。冷却療法は一回600円ほどで気軽にできる方法です
スーパーライザー療法も、赤外線を患部にあてるだけの簡単な治療で費用も1000円程度で抑えられます。これらの治療法は特に初期段階の人向けですので、広い範囲がハゲている人はより高度な治療が必要になります。
まずはお医者さんに相談してみましょう！
ラフな気持ちで早く治そう！
円形脱毛症になるとストレスもたまりますよね。
でも女性だからこそ、ウィッグをつけたり帽子をかぶったり、分け目を変えたりなどして上手に円形脱毛症に向き合い治療していくことが可能です。
発見から日が浅いうちは自然治癒する場合も多いですから、リラックスして過ごして、まずはできることから始めて治していきましょう！
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