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円形脱毛症を治したい!
円形脱毛症になってしまったら、できるだけ早く完治させたいですよね。
「放っておいたら治った!」という人も多く、自然治癒も可能な疾患と言われています。
実際に、自宅で療養したり育毛剤を使ったりして自力で治す方法もあります。
ですが、自宅治療は初期段階や、症状が軽度の人に限られます。
何回も円形脱毛症になったことがある人、かなり脱毛が進行してしまった人はクリニックでの専門的な治療が必要になります。
専門的な治療とは?
そもそも、円形脱毛症の治療にはどんなものがあるのでしょう?
皮膚科やクリニックに行くと抗アレルギー薬を処方されたり、局所療法で患部に刺激を与えたりといった治療がされますが、今回は、かぶれ療法をご紹介します。
かぶれ療法って?
かぶれ治療法は、治療の分類としては局所免疫療法というものになり、患部に直接治療をほどこすタイプになります。
あまり聞きなれないかぶれ療法ですが、これは外国ではメジャーな治療法なのですが日本ではまだ認可されていないので保険適用外の治療になります。
かぶれ治療法の流れ
かぶれ治療法は実際にはどのような流れで行われるのでしょうか?
一般的な治療の流れを見てみましょう。
第1段階<感作>
SADBE・DPCPといった試薬を塗布したパッチを腕に貼り、24時間後にはずします。
治療をする前に身体の反応を見るために用いられます。
この塗布から2~3週間後に再び病院に行き、かぶれが発見されたら、リンパ球がSADBE・DPCPを認知したということで治療ができるサインになります。
第2段階<判定>
感作を確認したら治療に入ります。
このかぶれ治療のメカニズムとしては、かぶれを人工的に起こして発毛するというものになります。
先ほど塗布した試薬の濃度を2万分の1くらいからだんだんと濃くしていき、それを2~3週間に1度塗布して常に患部がかぶれている状態にします。
かぶれが起こると、免疫異常で毛根を攻撃し脱毛させていたリンパ球の活動を抑制し、脱毛をストップさせることができます。
継続
継続して塗布していく中で、かぶれが起こる一定の濃度が決まってきます。その後は2~3週間に1回のスパンで患部に塗布するようになります。
1ヶ月後に効果が出るか判定します。発毛していたら今後も継続することになります。継続し脱毛が改善されたら塗布の回数を少なくしていき、治療は終了になります。
かぶれ療法をするべき?
かぶれを起こして発毛を促すなんて、変わった治療法ですよね。
病院で受けられる円形脱毛症の治療には、かぶれ療法の他にもドライアイス療法や赤外線療法など様々なものがあります。
かぶれ治療も結果に個人差がありますし、「治療のためといってもかぶれるのは嫌だ!」と思ってしまう人もいるかと思いますので、ここからかぶれ治療のメリット・デメリットをご紹介します。
かぶれ療法のメリット
かぶれ療法は、その有効性の高さ、つまり結果が出やすいことで支持されています。
さらに、内服薬や塗布した薬が効かない人にも効果を発揮するので、最終手段のような扱いで治療されることもあるようです。
また、内服薬などど異なり副作用がないため安心して治療に専念できるのもおすすめできる点です。
治療そのものは保険適用外ではありますが1度に1000円程度で済むので費用も低く抑えられます。
かぶれ療法のデメリット
試薬の反応を見たり、継続しなければならなかったりして、治療期間が長いことがデメリットとして挙げられます。
目安としては半年から1年以上かかる場合が多く、長きに渡り通院しなければならないというのは面倒に感じるかもしれません。
また、可能性は低いと言われていますが、かぶれを起こす療法なので全身皮膚炎を誘発するリスクがあり、特にアトピー体質の人は悪化する恐れもあるそうなので、気になる人はお医者さんに相談してから治療を受けた方がいいでしょう。
かぶれ治療はこんな人におすすめ!
メリット・デメリットを考慮したうえで、かぶれ療法はどんな人に適しているのでしょうか?
かぶれ治療は、円形脱毛症の初期段階単発型から、全身脱毛してしまう汎発型のどの段階の人でも治療可能です。その中でも特に、複数個所が脱毛している人、頭髪がすべて抜け落ちてしまった人に有効なようです。
またかぶれ治療は、小学生以上であれば子どもでも治療可能なので、若年でも安心して受けられる治療法でもあります。
現在他の治療法を実践しているが効果がない、という人は一度相談してみてはいかがでしょうか。
かぶれ療法以外の治療法は?
効果が出ると評価の高いかぶれ治療ですが、アトピー体質の人や長きに渡って通院するのが難しい人は他の方法を検討することも必要になってきます。
かぶれ治療と同じく、病院で受けられるものをいくつかご紹介します。
ドライアイス療法
患部に細かく砕いたドライアイスを載せる治療法です。
ドライアイスにより患部を凍傷させることにより、脱毛を促進していた免疫機能の活動を抑制することができます。
こちらの治療法は初期段階や症状が軽度の人に有効です。
また、かぶれ療法と異なり保険が適用するので費用はある程度抑えられます。
ステロイド療法
単発型(一つしか脱毛箇所がない)の人向けの療法です。自己免疫疾患が原因の人に適しているので、アトピー体質や肌荒れがありかぶれ療法が難しい人でも利用できます。
ステロイドという薬を塗布したり患部に直接注射したり、内服することによって免疫機能に働きかけます。
副腎皮質ホルモンを体内に取り込むので、成長過程にある年齢の子どもにはあまりおすすめできません。
PUVA療法
いわゆる紫外線療法で、頭髪がすべて抜け落ちてしまった人など、広い範囲が脱毛してしまった方に向いている治療法です。
紫外線を患部に直接照射し、自己免疫機能に働きかけ発毛を促します。
紫外線を当てますので、患部に炎症が起きたりかゆくなったりする場合があります。
かぶれ治療
かぶれ治療は他にもいくつか治療法があります。
毎月病院に通ったり、患部がかぶれてしまうというデメリットが気にならなければ、費用が安いうえに効果が出やすい療法ですので、初めて病院での治療に挑戦する人にはおすすめです。
自然治癒してしまう場合もありますが、病院で確実に、早く治して円形脱毛症のストレスから解放されましょう!
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