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育毛剤を使ったらかゆい!これは異常?
育毛剤を使用していると、まれに頭皮にかゆみを感じることがあります。これは、育毛剤だけではなく、ヘアトニックを使用した時や、シャンプーを変えた時にも起こります。
こういった頭皮のかゆみは異常なのでしょうか。
最近抜け毛がめっちゃひどい(>_<)
育毛剤つけたらめっちゃ頭かゆいし神は俺に禿げろと言っているのか!そんなんいやや~~~~— hiro (@guitarman_jazz) September 6, 2012
親父の育毛剤試しに昨日使ってみたらめっちゃ頭かゆい
— じゃろ (@RogerZyaro) May 7, 2016
行きつけの美容院のおじさんが「これは…ホンモノだから」って言って黒っぽい液体を頭皮に塗りたくったせいか頭がとてもかゆい。てか今までくれた育毛剤は何だったんだよ…。
— エンリケ後悔王子 (@kenkoutonoritz) December 15, 2013
このように、育毛剤の使用でかゆみが出る人は何割かいるようです。
こうした頭皮のかゆみには様々な原因が考えられます。
基本的に「かゆみ」というものは、皮膚が脳に異常をしらせるためのサインです。放置したり、そのままのケアを変えずに続けたりすると痛みに変わったり、頭皮であれば抜け毛に繋がることもあります。
自分はどのパターンでかゆみが出たのかをしっかり分析して解決策を探しましょう。
良いパターン「育毛剤が効いている合図」
かゆみには良いパターンと悪いパターンがあります。悪いパターンには複数の種類がありますが、良いパターンは1種類「育毛剤が聞いている合図」です。
育毛剤の4種類の効果
かゆみの出る良いパターンとしては、「育毛剤の成分が効いている」という可能性が考えられます。
育毛剤に配合される成分の働きは、大きく4種類ほどに分ける事が出来ます。
・AGAの原因となるDHT(ジヒドロテストステロン)を抑制する作用
・毛母細胞に作用し、発毛を促進する作用
・炎症を防ぐ作用
・血行を促進する作用
以上の4つです。
細かく分ければこの中でも働きはさまざまですし、この範疇に収まらない働きもありますが、基本的にはこの中にある作用のどれかが育毛剤の働きだといえます。
そして、この中でも「血行を促進する作用」が、かゆみの原因となるのです。
育毛剤に含まれる「血行を促進する作用」とは?
髪の毛が成長するシステムは、毛根の一番奥にある毛乳頭が、毛細血管とつながって、血液から髪の毛に必要な栄養分や酸素を受け取ることによりスタートします。毛乳頭は、その栄養素や酸素を毛母細胞と呼ばれる髪の毛の元となる細胞に渡し、同時に「髪の毛を伸ばしなさい」という指示を出します。その指示に従って毛母細胞は細胞分裂を行い、髪は下から押し上げられるように伸びていくのです。
つまり、髪の毛の成長における本当の意味でのスタートは、毛細血管に血液が流れているところなのです。
「育毛にマッサージが効果的だ」と言われる理由は、マッサージによって血行が促進されるからです。
「育毛にはお風呂に入るのが良い」と言われる理由は、お風呂に入ることが血行が促進されるからです。
育毛剤の中の血行促進作用のある成分
育毛に血行促進が効果的なため、育毛剤にも血行を促進する成分は多く含まれています。
血行促進作用のある成分には下記のようなものがあります。
・ミノキシジル
・M-034
・センブリエキス
・トウガラシエキス
・ニンジンエキス
・塩化カリプロニウム
・トルマリン(遠赤外線)
・ニコチン酸アミド
・ジフェンヒドラミンHCI
これらは血行を促進して毛根に栄養を送り、育毛・発毛を促す効果があります。
なぜ血行が促進されるとかゆくなる?
では、本題の「血行促進がなぜかゆみにつながるのか」ですが、これは簡単に言えば、「急に血行が良くなるから」です。
冬場のランニング、お風呂、マッサージ、ジャグジー風呂などを思い出してください。かゆくなることはありませんか?
これらの理由も、血行が急に良くなったからです。
では、なぜ血行が良くなるとかゆくなるのでしょうか
この現象の名前は「皮脂欠乏症」です。その名前の通り、皮膚に必要な脂分が欠乏することから起こります。
この症状が「かゆみ」なのです。
加齢とともに皮膚の機能が低下し、皮膚の水分を保つ働きをする物質が減少して、角質細胞がはがれ、油分が失われ、乾燥した状態になりやすいのです。
人は血行がよくなると、その部分の体温が上昇するように出来ています。体温が上昇すると、皮膚の水分が蒸発してしまい、乾燥してしまいます。そして、乾燥はかゆみをともなうのです。
この種類のかゆみを止めるには、冷やすことが一番効果的だそうです。
まあ、育毛剤の効果が現れているのであれば喜ばしいことですが、乾燥は育毛の敵なので、次のステージの問題に直面したという言い方が正しいのかもしれません。
そのため、育毛剤を使用したことにより血行が良くなり、その結果かゆみが出たのであれば、次は保湿の方法を考えましょう。
育毛剤の使用でかゆみが出る悪いパターン
上記が育毛剤を使用した結果かゆみが出る場合の良いパターンでした。
ここから先は、育毛剤を使用して頭皮がかゆくなる場合の、悪いパターンを考えてみましょう。
育毛剤の成分が体質に合っていない
同じ育毛剤を使用して、髪の毛が生える人と生えない人がいるように、同じ育毛剤を使用してもかゆくなる人とかゆくならない人がいます。この違いは、育毛剤が同じである以上、単純に「体質の差」ということになってしまいます。つまり、その育毛剤が体質に合っていないのです。この場合は、育毛剤がどんなに高価なものであったとしても、もったいないかもしれませんが使用を中止しましょう。
使用方法が間違っている
育毛剤にはそれぞれ用法・用量があります。これらはすべて購入した際に付いてくる説明書に書かれていますので、まずはよく読むようにしましょう。もし育毛剤を使用してかゆみが出たら、まず最初にすることは、この「説明書を見る」ということです。
自分の使用している方法が説明書にある方法と違いは無いのか確認してください。育毛剤の使用タイミングなどは、それぞれ育毛剤によって変わります。
「シャンプーのあとタオルドライの状態で使用する」というものもあれば「よくドライヤーで乾かしてから使用する」という場合もあります。
また、育毛剤使用時のマッサージの方法も注意が必要です。一番良くない事は、爪を立てること。これは頭皮が傷ついて炎症やかゆみの原因になり、抜け毛に繋がっていきます。
育毛剤以外に何らかの原因がある
例えば普段の生活でストレスを感じることが多いと、そのストレスが皮膚に現れてかゆみや炎症を起こす場合があります。また、育毛剤ではなくシャンプーに原因があることもあります。特に、これまで使用していたシャンプーの洗浄成分とは違う洗浄成分が使用されている場合、シャンプーが頭皮に必要な水分まで洗い流してしまい、乾燥してかゆくなるということが考えられます。
エタノール
ほとんどの育毛剤にはアルコール成分が配合されています。多いのはエタノールです。これらは 消毒効果があり、過剰な皮脂の分泌を抑えてくれます。また、重要な働きとして、製品の寿命を劇的に伸ばすということがあります。
しかしその反面、刺激が強いので肌が弱い人には刺激が強すぎます。エタノールが揮発する際に水分まで奪ってしまうため、頭皮が乾燥するのです。そのため、育毛剤のBUBUKAなどはアルコールフリーということを売りにしているほどです。
かゆみが出た時の対処方法
上記を読んで、自分のかゆみがどれに当てはまるのかを分析してみてください。
もし血行が促進されているようなら、好転反応といって、育毛剤が良い働きをしている合図なので、蒸しタオルをあてるなどで保湿を行いましょう。
もし悪いパターンのどれかであれば、すぐに使用をやめるか、使用方法を改善するべきです。また、あまりにもかゆみがひどい場合は、我慢せずに病院へ行くようにしましょう。
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