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ヘアカラー・パーマ

2017/01/25

【女子必見】パーマをかけてダメージヘアが進行すると抜け毛も増える?

危険なのは、パーマ液が肌に合わない人がパーマをあててしまうことと、パーマ液によるダメージが何度も何度も蓄積され、ある一定のラインを超えた瞬間に一気に抜きが起こってしまうというようなパターンです。

美容院でパーマをかけた経験があるという人は多いと思います。特に若い方はおしゃれを楽しむためにパーマをあてていることが多いです。しかし、純粋におしゃれを楽しむだけで済めばいいのですが、パーマには頭皮に悪い影響があるかもしれません。そして、最悪の場合、抜け毛に繋がってしまうこともあるといいます。今回は、パーマをあてることによって、頭皮がどのような影響を受けるのかということについてまとめました。

パーマ液とは何か


髪の毛のおしゃれを手軽に楽しむという意味で、パーマは非常に人気のある方法です。しかし、よく聞く話で「パーマをかけた次の日に突然頭皮が痒くなった」「痛くなった」というものがあります。実際にそういう経験をした人も少なくないと思います。実は、それらはパーマ液が原因で起こる症状なのかもしれません。
そもそもどういう原理で髪の毛を人工的にパーマにすることができるのでしょうか。パーマ液を使うことで、直毛の髪の毛にウェーブをかけたり、ウェーブのかかった髪の毛を直毛にしたりと、手軽に髪型を変えることができてしまいます。しかしよく考えると怖いですよね。こんなに簡単に髪の毛の質を変えてしまうことができるというのは、そのパーマ液非常に強力な成分が含まれているからなのではないでしょうか。そこでパーマ液にはどんな成分が含まれているかということ知っておきましょう。パーマ液というのは、1剤と2剤に分かれています。1剤というのは正式名称アルカリ剤と呼ばれているもので、アルカリ性の性質を持った成分が配合されています。また、2剤は酸化剤といいます。正式名称といしては、臭素酸ナトリウム、過酸化水素水と言った物が配合されてます。ではこの1剤と2剤を使い、パーマかけている時に髪の毛の内部では一体どういう現象が起きているのでしょうか?
髪の毛の細胞は、「シスチン結合」で、一つ一つが繋がってます。このシステイン結合がまっすぐの場合はストレートヘアに。ジグザグの場合は天然パーマのかかった髪の毛になるというわけです。このシスチン結合を切り離すのが1剤、つまりアルカリ剤の役目です。シスチン結合が解除されることによって、髪の毛の形を自由に変えることができるようになるのです。この状態になってから髪の毛に形をつけていきます。そして2つ目の薬液によってもう一度その状態でシスチン結合を固めるのです。こうすることによってウェーブヘアをストレートにしたり、ストレートヘアをウェーブヘアーに変えたりといったことが可能になるのです。

パーマ液で頭皮が痛むのか


パーマをかけているときの美容師さんの手を思い浮かべてください。パーマ液はハケを使って伸ばしていますよね。美容師さんがパーマ液を素手で直接触るということはありません。また直接触るときも手袋をはめて触っていると思います。これはパーマ液が非常に強力な薬品なので、手についてしまうだけでも身体に危害を及ぼす可能性があるからです。頭皮は手に比べると更にデリケートな部分です。パーマ液が頭皮に当たってしまうというのはいいことのようには思えません。特に1剤であるアルカリ剤は、髪の毛のシスチン結合を切り離してしまうほど強い薬品です。人間の肌というのは弱酸性が基本ですので、ここにアルカリ性の薬剤を塗ってしまうと、非常に強い刺激が肌に加わってしまうのです。「すぐに洗い流せば大丈夫」という問題ではありません。パーマ液をつけたら、その薬液が髪の毛の内部に浸透するまでしばらくの間放置しますよね。数分間の事ではありますが、この数分間が毛根にとって致命的なダメージにならないとも限りません。
また、1回だけなら大したダメージにならなかったとしても、定期的に何度もパーマをかけていくことでダメージがどんどん蓄積されて、あるタイミングで一気に髪の毛が抜け落ちてしまうということがあります。美容師さんによっては、「この人にパーマをこれ以上当て続けたら、頭皮にとって良くないな」と思いながらも、毎回来てくれるのでそれが言い出せずに、強い薬品を頭皮に塗りたくり続けてしまうという人もいるようです。それによって髪の毛が抜けてしまったらなんともやるせないですよね。
また、パーマ液は頭皮に強いダメージを与えますが、髪の毛それ自体にもダメージを与えてしまいます。何度もお伝えしますが、パーマ液はシスチン結合を切り離したり、再び固めたりします。つまり、何度もパーマをあてるということは何度も細胞の結合と切り離しを繰り返すということになります。これは少し考えたらわかると思いますが、髪の毛にとって良いはずがありません。これだけ髪の毛に負担がかかり続ければ毛先の方のダメージは甚大なものになり、抜け毛や切れ毛、枝毛の原因になってしまいます。
ここまで、パーマの悪い面ばかりお話してきましたが、おしゃれをしたい若者にとってはやはりパーマは魅力です。あまり頻繁にパーマをあてるのではなく、数ヶ月に1回当てる程度の付き合い方をしていくのがパーマとの上手な付き合い方だと思います。

パーマが原因の接触皮膚炎


パーマ液が原因で何らかの症状が出る場合具体的にはどういったことが起こるのでしょうか。
接触皮膚炎とは、頭皮にパーマ液がついたその瞬間に起きやすい症状です。刺激の強い物質が肌に接触することによって起こるアレルギー反応の一種です。具体的な症状としては、水泡や、赤いブツブツが肌にできて痒くなったり痛くなったりします。一般的にこれは「かぶれ」と呼ばれる事も多いです。これを放っておくと、あまりの痒さにかきむしりすぎてしまって、そこが傷になり、化膿して炎症を起こし、悪化していくということがあります。この接触性皮膚炎というのは、放置せずに早急に対処することがお勧めです。
もちろん、パーマをかけた人全員にこの接触性皮膚炎が起こるというわけではありません。普段アレルギーが出やすいという人は要注意だと考えてください。

パーマで傷まないために

パーマで髪の毛が痛んだり頭皮にダメージが加わってしまうとしても、やはりパーマでお洒落を楽しみたいという人も多いと思います。そのような人はここに挙げる幾つかのポイントに注意してください。

パーマの後の頭皮は敏感

パーマをした後、特にかぶれ等の症状が出なかったとしても頭皮は非常に敏感な状態になっています。パーマをかけた後の数日間は普段よりももっと頭皮を大切にしてください。余計な刺激を与えないように気をつける必要があります。また、使用するシャンプーも薬局で安い価格で売られているようなものではなく、アミノ酸系のシャンプーで頭皮の負担にならないもの利用してあげると良いでしょう。アミノ酸シャンプーは、頭皮に近い性質を持った優しい洗浄成分を配合しているので、洗ったあとも髪の毛に必要な水分や脂分をしっかりと残した状態で汚れだけを流してくれくれます。その他、普段から使用している髪の毛をケアするための化粧品類も一度見直してみるといいかもしれません。パーマの後の頭皮は非常にデリケートなので、できる限り刺激が少ないものを選んであげましょう。

まとめ

パーマによってハゲる可能性があるといっても、世の中を見渡せばたくさんの人はパーマのお世話になっています。危険なのは、パーマ液が肌に合わない人がパーマをあててしまうことと、パーマ液によるダメージが何度も何度も蓄積され、ある一定のラインを超えた瞬間に一気に抜きが起こってしまうというようなパターンです。それを避けるためには、この記事で書いたような頭皮のしっかりとしたケアと、パーマの回数を減らすという方法がありますので、参考にしてみてください。

髪にハリコシが無い…ボリュームが欲しい…それは頭皮に原因があります。


髪に元気がなくなっている方は、頭皮環境に原因があります。特に30代を超えると髪年齢はどんどん衰えてきます。そのままほおっておくと、最悪の場合薄毛になってしまうことも。

本当に頭皮の事を考えたシャンプーで早めのケアを心がけるといいですね。

ケフトルアーユルヴェーダ

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