女性でも薄毛になってしまう人はいます。女性の薄毛で多いパターンが、頭頂部からハゲてしまうというパターンです。つむじや髪の毛の分け目の部分から髪の毛が抜けていき、だんだん頭皮が透けて見えるようになってしまう状態です。この状態を隠すために便利なアイテムとしてエクステがあります。これは若い人の間でもおしゃれアイテムとしてお馴染みですよね。薄毛になった女性の強い味方であるエクステについて今回はまとめました。
目次
頭頂部ハゲはエクステで隠せる！
オシャレなヘアアレンジの一つとして、若い女性の間では定着した感のあるヘアーエクステンションですが、近年では薄毛の進行した中高年の女性でも使用している人が増えてきています。その理由は、女性の薄毛を隠すためにエクステは非常に優秀なアイテムだからです。何故女性に起こりやすい頭頂部ハゲとエクステは相性がいいのでしょうか。また、薄毛を隠すためにはどのような種類のエクステを使えばいいのでしょうか。こういった気になる部分についてお答えしていきます。
エクステがハゲ隠しの効力を最も強く発揮するのは頭頂部の薄毛をカバーする場合です。
つむじや髪の毛の分け目などといった髪の毛の中でも上の方の部分のハゲを隠すのであれば、エクステが最も手軽で確実な方法です。
エクステがおすすめである理由
ここまで女性を中心に話をしてきましたが、もちろん、男性にもエクステは使うことができます。男性の薄毛を隠すためのエクステというのも探せば様々な種類があります。しかし薄毛をカバーするという目的で考えると男性より女性のほうが効果的に、そして便利にエクステを使うことができます。その理由を下記で解説していきます。
地毛が残っている
男性に起こる男性型脱毛の特徴は髪の毛が抜け落ちてその後に生えてこないということがあります。薄毛が進行した部分は全く髪の毛がないハゲ状態ということになってしまいます。これに対して女性の薄毛は、髪の毛1本1本のボリュームが減り遅くなっているという特徴があります。つまり、薄毛が進行したと言っても髪の毛の全く入っていないという部分は少なく、全体的に薄くなり、頭皮が透けているという状態のことを言うのです。エクステのシステムとは毛根付近の時に結びつけたり、テープや留め金で固定したりすることで、髪の毛全体のボリュームを増やすというものですので、そもそも地毛が一定数生えていなければ、そこにエクステをつけることはできないのです。地毛が残っているという特徴がある女性の薄毛であればエクステを使ってカバーすることができるのです。
一部分を隠すだけでも効果的
女性の薄毛は先ほどお伝えしたように髪の毛全体のボリュームがなくなって薄く見えてしまうという事が特徴です。つまり、髪の毛全体で言えばそこまで大きく本数が減ったりしているわけではないので、薄毛の目立つ部分だけが上手にカバーできれば分かりにくくなるのです。特に薄毛が目立ちやすくなってしまうのは頭頂部のつむじ付近や分け目です。そのため、この限定された範囲だけが目立たなくなれば大丈夫です。エクステは、それをつけた場所だけが限定的にカバーできるので女性の薄毛は今ぴったりです。
ヘアアレンジがしやすい
男性はどちらかといえばヘアスタイルに無頓着な人が多いと思いますが、女性はほとんどの方が髪の毛にこだわっています。髪にパーマをあてたりヘアアイロンで巻いたりするのは日常的なこと。ヘアカラーをしている人も男性より女性のほうが多いでしょう。そう考えると、エクステというのはおしゃれな面でも活用されているアイテムですので、ヘアアレンジの一環に取り入れてみたり、「隠すだけではなく楽しむ」という意味でエクステを選ぶことができるので、これは女性にとって嬉しいポイントだと思います。
エクステの種類
一言でエクステといっても様々な種類があります。自分で着脱可能なものもあれば美容院などに行って専門的な技術を持った美容師さんでなければ取り扱いができないものもあります。ここではそれらのエクステのタイプと、それぞれの付け方についてご紹介していきます。自分のライフスタイルに合ったエクステがどれなのかを考えてみてください。
編み込みタイプ
地毛を細い束にしたところに、同じく細い束にしたエクステを編み込んでいく方法です。
編み込んだあとはゴムを使って留めていきます。一般的にエクステというと、このタイプが主流です。この方法だと、地毛とエクステが編み込まれてしっかりと固定されるので、固定する力が強く、長持ちします。外したい場合はゴムを切って編み目をほどけば大丈夫です。ただし、これは自分で取り付けることが非常に難しいので、美容室に行って施術をしてもらわなければいけません。しかも1本1本に時間がかかりますし、費用もかかります。そして一度外してしまうと、もう自分で取り付けることができませんので外すタイミングというのも重要になります。また、頭皮が引っ張られるので、つけている間、つねに違和感があります。
クリップタイプ
ある程度形が整えられた状態のエクステを地毛にクリップで留めるタイプです。周りの地毛となじませると目立たなくなります。つむじや分け目などの限定された範囲を、ピンポイントで隠したい場合に最もおすすめなのがこのタイプです。このタイプの魅力は、自分で簡単に付け外しをすることができるということです。「外出する時だけ」といった短時間の使用も可能です。編み込みタイプと違い、繰り返し使用できるのが嬉しいところです。ただし、注意点とする部分は、クリップで固定するという特性上、そのクリップに耐えれるだけの地毛がしっかりと生えていなければいけないということです。またクリップで留めるだけなので引っ張られると簡単に外れてしまう可能性があるので注意が必要です。
シールタイプ
特殊な技術で防水加工を施したシールが根元についているエクステのことです。そのシールの部分を地毛の根元の部分に貼り付けることで固定します。これは美容院で取り付けをしてもらうこともでますし、自分で購入し自分で取り付けることもできます。ただし、商品の中では自分では取り外しができないものもありますので、購入時に注意をしてください。また、セルフ装着の場合、期間が長持ちしない場合があります。価格は他のエクステに比べて高く感じるかもしれませんがシールを付け替えたり重ねて貼ったりすることで繰り返し使用することができるのでそこまで割高ではありません。シールは体積が少ないので、編み込み型のように不自然にボコボコとするようなことはありません。その反面、根元からボリュームをつけたいという場合には効果が少ない部分があります。
結び付けタイプ
方法としては編み込みタイプと似ていますが、この方法は、1本1本の髪の毛に複数本のエクステを結び付けていくというタイプです。1本1本の髪の毛に地道に結び付けるという作業なので自分で行うことはできません。美容室やヘアサロンなどで専門的な技術を持った人に施術をしてもらわなければできません。そして時間と手間、そして費用もかなりかかります。これは、エクステというよりも増毛に近いです。ただし、それだけの手間がかかる分、仕上がりはかなり自然です。エクステであるということにあまり気を使わずに地毛と同じように髪の毛を洗ったり、パーマをかけたりすることができます。ただし、数ヶ月に一度のペースでメンテナンスが必要になりますので、そういった他にはない不便はあります。
超音波タイプ
超音波によってエクステの端の部分を溶かしながら地毛に接着していく方法です。これは技術と超音波を発生させる装置が必要なので、病院やヘアサロンでしか実施できません。また、外す時にも特殊な薬品を使うので自分では行うことができません。しかしこの方法だと接着の部分がほとんど目立たないため、仕上がりとしてはかなり自然なものになります。地毛と同じような扱いでブラッシングやシャンプーをしても絡まることがありません。ただ、費用が非常に高くまた、この方法を導入しているサロンが少ないということがデメリットになります。
まとめ
いかがでしたでしょうか。このように女性に多い頭頂部や、分け目部分の薄毛は、エクステによって隠すことができます。エクステの種類も様々ですので、これはエクステにかけることができる予算であるとか、家の中での取り外しが出来るかどうかといったライフスタイルの部分によって、エクステをするのかどうか検討してみるといいのではないでしょうか。
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