目次
タケノコ皮エキスとは?
タケノコの皮の利用シーン
梅干の食べ方のひとつに、タケノコの皮で包んで食べるという方法があります。
種を抜いた梅干を、短冊状に切ったタケノコの皮で三角形に包んで、その三角形の角の部分から、梅肉を吸うのです。その状態でしばらく置いておくと、タケノコの皮に梅干が馴染んで赤くなってきて、いい香りがします。
この食べ方を読んで「子供のころそれで梅干を食べた」「懐かしい」という方も多いと思います。
でも、なぜタケノコの皮なのでしょうか?
笹の葉や大葉などではなく、タケノコを使用するのは、実は理由があったのです。
近年育毛剤に配合ざれているタケノコ皮エキス
ここ数年で発売された新しい育毛剤の成分を見ると、「モウソウチクたけのこ皮エキス」や「R-021タケノコ皮由来」といった成分名を発見することがあります。これらはどちらも同じ成分で、その名前の通り「モウソウチク」という竹のタケノコの皮から抽出したエキスのことです。
モウソウチクというのは日本や中国に広く自生している竹で、珍しいものではありません。食用として流通しているタケノコもほぼすべてがモウソウチクなので、タケノコ=モウソウチクと考えても良いと思います。ちなみに漢字で書くと「孟宗竹」となります。
育毛において、そのモウソウチクのタケノコの皮から取れるエキスが有効であるということが判明し、最近の新しく発売される育毛剤にはよく配合されています。
例えば、これらの商品はタケノコ皮エキスが配合されています。
新成分として話題の「キャピキシル」を主成分としている新しい育毛剤です。
こういった商品が、育毛成分として配合してくるということは、効果に期待が持てそうですね。
タケノコ皮エキスに含まれる成分
タケノコ皮エキスには非常に多くのアミノ酸が含まれています。
アミノ酸は、育毛シャンプーや育毛トニックにもよく含まれている成分で、美容室などでもアミノ酸入りシャンプーを導入するところが増えています。
なぜそのようにアミノ酸が使われるようになったのかというと、髪の毛の原料がアミノ酸だからです。
人の体を構成するたんぱく質の最小単位はアミノ酸です。つまり、人体も、その一部である髪の毛も、アミノ酸でできているのです。それだけでなく、アミノ酸には髪の表面のキューティクルを整える効果もあります。
種類がたくさんあるアミノ酸の中でも、現代人には植物性アミノ酸が不足していると言われていますが、タケノコ皮エキスには、この植物性アミノ酸が多く含まれているため、育毛に効果的なのです。
タケノコ皮エキスの育毛効果とは?
髪の毛を成長しやすく、抜けにくくする
前項で説明したように、タケノコ皮エキスには非常に多くのアミノ酸が含まれているため、髪の毛自体の成長が活発になります。また、髪の毛の「毛包組織」に働きかけて、抜けにくい状態を作ってくれることも期待されています。
保湿効果
頭皮に適度な潤いを残し、乾燥状態を防いでくれます。
頭皮が乾燥すると、バリア機能が乱れて、外からの細菌・ウィルスが侵入しやすくなってしまいます。これが原因で症状が悪化すると、アトピー性皮膚炎になります。頭皮が炎症を起こせば、当然その部分の毛根もダメージを受けて抜け毛を誘発してしまいます。また、乾燥はフケやかゆみの原因にもなり、髪の毛にとって良いことは全くありません。
抗菌効果
頭皮で雑菌が繁殖するのを防いでくれます。
上記のように外から来た細菌やウィルスが頭皮で繁殖すると炎症の原因になります。
また、頭皮に限らず皮膚には「皮膚常在菌」という雑菌類が存在します。
皮膚常在菌は、皮膚細胞の生命活動と密接に関わりながら、お互いにバランスを取って存在しています。
ただ、頭皮に関しては他の皮膚よりも多くの皮膚常在菌が存在し、普段は紙にとって良い働きをしてくれるのですが、数が増えすぎると、毛髪の成長サイクルを乱し、異常脱毛の原因となることがあります。
タケノコ皮エキスの抗菌作用は、そうした皮膚常在菌の過剰な増殖を抑制する働きもあります。
抗酸化効果
活性酸素は頭皮にダメージを与えます。
活性酸素は、ストレスや紫外線、喫煙、飲酒、激しい運動などによって発生します。
の活性酸素も、適量であればバイ菌や細菌から頭皮をガードする役目を果たしてくれるのですが、増えすぎるとやはり頭皮にダメージを与えてしまいます。
タケノコ皮エキスにはこの活性酸素を抑える抗酸化作用があります。
消臭効果
たけのこの食べなかった固い部分を置いておくと、消臭の効果があるとされます。
また、竹を炭にした竹炭(ちくたん)にも、高い消臭効果があり、消臭用、調湿用として販売されています。
もちろんタケノコ皮エキスにもこの消臭効果があります。
育毛に直接関係はないかもしれませんが、「育毛剤の臭いがきつくて付けられない」という人にとっては、配合座されていたら嬉しい成分ですよね。
まとめ
保湿・抗菌・抗酸化・消臭。名前だけ見ると、育毛だけでなく、食品の保管にも向いている気がしませんか?
冒頭でお伝えした、たけのこの皮に梅干を包む食べ方ですが、この部分が梅干の抗菌作用と掛けあわされて「長持ちするおやつ」として作られたようです。
天然由来の成分のため、副作用の心配はありませんので、育毛剤選びにの際には、タケノコ皮エキスの配合された商品を選んでみてはいかがでしょうか。
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