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AGA治療の効果は人それぞれ
AGA治療は「早期に取り掛かるのが一番効果的」、「治療しなくては進行するだけ」というのがお題目のようになっていますがこれって本当なのでしょうか？
事実、クリニックで受けられる投薬治療に関してはAGAの発症をDHTと特定して、それを生成する5-a還元酵素の働きを抑制することで脱毛を阻止しているところが大半です。
となれば他の育毛剤や漢方などの治療方法は別として、病院で治療を受ければ確実に満足のいく治療結果が得られるはずです。
しかし、下記の口コミを見ればその答えは十人十色で、すべての方が満足のいく結果となったわけではないようです。
個人差だとは思いますが、金額に見合った効果も出ていると私は思います。
もし気になっているなら、無料相談に行ってみてはいかがでしょうか？
出典：http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12151448132
通い初めてもうかれこれ4年になります。
しかし、薬の効果が出ている感じはなく、これから一体どうすればいいのか迷っています。
すっと続けていればそのうち効果が出てくると言われましたが、いったいいつまで飲み続ければいいのでしょうか？
続けていれば本当に毛が生えてくるのでしょうか？
出典：http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13165304663
AGA治療となれば決して安価な費用で受けられるものではありません。
大金だけ費やして何の効果がないのでは受ける意味はありませんよね。
そこで今回はAGA治療は本当に効果があるのかについて徹底的に検証していきたいと思います。
①クリニックのAGA治療方法を徹底検証！
それでは現在行われているAGA治療はどのような根拠のもと行われており、どんな効果があるのかを費用とともに見ていきましょう。
クリニックで行われている代表的なAGA治療は下記の3つです。
・投薬治療・HARG療法
・自毛植毛
1.投薬治療
AGAの治療方法として大半のクリニックで実施されているのが投薬治療です。
使用される薬はプロペシアやミノキシジル、ザガーロで下記のような効用があると認められています。
プロペシア DHTを生成する2型-a還元酵素の働きを抑制することで脱毛を阻止ミノキシジル 血管拡張による血行促進で十分な栄養を毛母細胞に送り発毛を促進
ザガーロ DHTを生成する1型・2型-a還元酵素の働きを抑制することで脱毛を阻止
プロペシアもしくはザガーロの効用によってAGAの進行を抑制し、ミノキシジルの効用によって抜けた毛の再生を計る治療方法というわけです。
よってプロペシア+ミノキシジルもしくはザガーロどちらかの組み合わせで2つの薬を服用します。
治療費と薬代
治療費は自由診療となるため受診するクリニックによって違ってきますが相場は下記のとおりです。
・初診費用・再診費用+治療費＝11,000円くらいから・プロペシア 30錠(1カ月分) 6,500円くらい
・ミノキシジル30錠(1カ月分) 6,500円くらい
・ザガーロ 30錠(1カ月分) 9,500円くらい
ミノキシジルには服用薬と外用薬があり上記金額は服用薬、外用薬は7,500円くらいです。
2.HARG療法
HARG療法は毛髪再生療法とも呼ばれ、全く働かなくなった毛根に脂肪肝細胞由来タンパクや血管拡張剤、ビタミンなどのHARGカクテルを注射で注入して、毛髪の成長因子を生み出す細胞を蘇らせ細胞分裂を促進し発毛を促す治療法です。
発毛が長い期間なく毛穴が閉じて見えなくなった頭皮にも再度毛穴を作り出して、再び発毛が可能になることからもこの治療法はAGA進行を止めるものではなく、発毛促進を主とした治療方法になります。
治療費と薬代
まだこの治療方法を扱っているところは少ないのですが、治療費は自由診療となるため受診するクリニックによって違ってきます。
1クール(8回程度)の治療を行い、その後の発毛状態によって年1回の通院となります。
その相場は下記のとおりです。
・初期費用(1クール治療含む) 約120万円
・年1回の治療費 約18万円
3.自毛植毛
自毛植毛は後頭部や側頭部に残っている地毛の毛根を薄毛部分に移植して毛根を再生させる治療方法です。
外科手術を伴うことになりますが、移植後は移植した毛根から髪の毛が生え始めるので、メンテナンスの必要がないのが人工植毛やかつらのような同系の治療法と比べ一番のメリットになります。
治療費と薬代
またこの治療費も自由診療となるため受診するクリニックによって違ってきますが、他の治療方法と比べてかなり高額になります。
その相場は下記のとおりです。
・3000～4000本の植毛 100～150万円*O型AGAの植毛目安が4000本
くらいです。
②育毛剤でのAGA治療
AGAの方が一番手っ取り早く飛びつく治療法が育毛剤ですが育毛剤には様々なタイプがあり、どんなタイプを使用するかでその効果と費用は大きく違ってきます。
育毛剤のタイプは下記の4つに分類されます。
・化粧品 髪の毛の成長や頭皮環境を整える成分を配合
・医薬部外品 髪の毛の成長や頭皮環境を整える成分を配合
・医薬品 ミノキシジルのような発毛効果のある成分が配合されているものもあり
・医療用医薬品 プロペシア等効果はあるが副作用のある成分を配合
最後の医療用医薬品以外は医師の処方がなくても購入でき、ドラックストアなどで購入することができます。
どんな各育毛剤をの発毛効果は違っており、実際AGA治療に効果があるのは一部の医薬品と医療用医薬品に分類される育毛剤だけでしょう。
治療費と薬代
そこれでは医師の処方なしで購入できる育毛剤にかかる治療費は、月間およそ 10,000～20,000円となっています。
③サプリメントによるAGA治療
最近は育毛サプリメントと称した商品も販売されていますが、サプリメントはあくまでも治療薬という立ち位置ではなく栄養補助食品です。
よって医薬品成分は一切配合されておらず副作用に心配はありませんがAGAに劇的な効果はありません。
しかし、最近は天然由来の植物などからAGAを抑制する働きのある成分が発見され、それがサプリメントの成分として配合されているものも多いので、全く効果がないとは言えないでしょう。
サプリメントでの治療にかかる相場は6,000円～8,000円程度です。
こんな人は「AGA治療は効果なし」と言い切るにはまだはやい！
現在AGA治療で用いられている方法を紹介してきましたが、やはり一番大きな効果が望めそうなのはクリニックでの治療でしょう。
しかし、この治療でも効果の現れ方には個人差があり、全く効果がなかったという方も少なくありません。
ですがこの判断は本当に正しいのでしょうか？
そこで効果がなかったという前に今一度見直してもらいたいポイントを紹介しておきましょう。
1.自分に合った治療が受けれているのか
AGAの原因は遺伝性によるものが強いと言われていますが、実のところまだ原因特定できていないのが実情です。
それほど発症した原因が特定できない患者がいるというわけです。
よって医師の治療法も様々です。
治療法は医師の判断によって決定されるので、もしかすると間違った治療が継続されている可能性も考えられます。
長期間にわたって何の改善効果も見られない場合は医師を変えてみるのも一つの手でしょう。
2.短期間で判断していないか
AGA治療の効果は短期間で現れるものではありません。
直ぐに結果がほしいという思いはわかりますが、そういうわけにはいかないのです。
また髪の毛には毛周期というヘアサイクルがあり休止期の期間は一般の方で約6ヵ月と言われています。
実際は治療が上手くいっているのに、発毛する準備に入った毛根から髪の毛が生えてきていないこともあるのです。
よって数カ月で効果がないというのはそう急すぎる決断ですから、最低でも半年くらいは時間をかけてみましょう。
効果が出るスピードも、合う治療法も人それぞれ
薄毛の治療法はたくさんあり、それぞれ費用や治療期間も異なります。
さらに、人によっては治療法が合わなくて効果を実感できなかったり、副作用が出たりすることもあるので、まずは自分に合った治療法を見つけるのが第一です。
毛周期を考慮すると、1ヶ月でフサフサの髪が生える、というのは難しいでしょう。
数か月は頑張ってみる、というのがベターな選択なのかもしれません。
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