円形脱毛症があるために、縮毛矯正を使うことができないという人は多いようです。確かに、円形脱毛症になってしまう人は、頭皮に様々な薬品をつけても大丈夫かなと気になります。今回の記事では、円形脱毛症が発症している間に縮毛矯正を使ってもいいのかどうかを検証していきます。縮毛矯正をしようか悩んでいる人は参考にしてみてください。
目次
円形脱毛症の人も縮毛矯正はして大丈夫？
若い年齢で円形脱毛症になってしまった。そんな人でもやはりオシャレはしたいものです。その時、悩みの一つが縮毛矯正です。もともとがくせ毛で、普段縮毛矯正をしている人は特に、いつもと同じように縮毛矯正をあてていなければ、突然クセ毛になったような印象を相手に与えてしまいます。しかし縮毛矯正のための薬剤を頭皮に当てることは、円形脱毛症には非常にダメージが強い気がします。本当に使っても大丈夫なのでしょうか？円形脱毛症と縮毛矯正の関係についてを徹底的に検証していきます。
円形脱毛症の人は縮毛矯正をやめたほうがいい？
そもそも縮毛矯正とは一体何なのでしょうか？
どのような仕組みで髪の毛の癖を直します具にしてくれるのでしょうか。
縮毛矯正とストレートパーマの違い
縮毛矯正もストレートパーマも、どちらも髪の毛をまっすぐにするという効果があります。縮毛矯正と聞いてストレートパーマのことを思い浮かべてしまう人もいると思います。しかし、実はストレートパーマと縮毛矯正では、髪の毛をまっすぐににするという効果は同じですが、メカニズムは全く違うものなのです。ストレートパーマというのは人工的にパーマをかけることによって癖をつけた髪の毛を「元に戻す」ためのものです。つまり生まれつきクセ毛のある人はストレートパーマをあててもあまり意味はないのです。一方で、縮毛矯正というのは一般的なストレートパーマに熱を加え、さらに別な薬品を使うことによって「生まれ持ってのくせ毛をまっすぐにする」という効果があります。そのため、生まれつき。髪の毛に癖がある人でも直毛にすることができるのです。
頭皮と髪の毛のダメージ
生まれ持ってのくせ毛をまっすぐにすることができる縮毛矯正。しかし、それだけの強い効果があるということは、当然ながら強い薬品を使っているということです。ということは、その中には肌につけると問題になったり刺激が強すぎる薬品も含まれているということです。さらに、縮毛矯正のプログラムの一つに、ヘアーアイロンをあてるという工程があります。これは髪の毛をまっすぐにするために仕方のないことなのですが、これも髪の毛に大きなダメージを与えてしまいます。強い薬品と高い温度でのダブルで髪の毛そして頭皮にダメージを与えていくのです。縮毛矯正をするということは、ある程度のダメージは覚悟しなければいけません。
円形脱毛症の人には縮毛矯正はお勧めできない
結論から言えば、円形脱毛症になってしまった人は縮毛矯正をあてないほうがいいです。円形脱毛症をさらに悪化させてしまう可能性が高いからです。この項目では、その理由を一つ一つ説明していきますので、よく読んだ上で、それでも縮毛矯正をあて続けるのか、それともそれっ縮毛矯正はここできっぱり諦めるのかを考えてみてください。
免疫系の異常の可能性
免疫に異常が出て、円形脱毛症になってしまう人がいます。本来人間が持っているはずの免疫機能がうまく働かなくなり、正常に動いている罪のない細胞を攻撃してしまうことによって、髪の毛が抜け落ちてしまうという仕組みです。結果として、円形脱毛症になっているのです。このように免疫系に異常が出ると、普段であれば食べたり触ったりしてもなんともないものにアレルギー反応が出ることがあります。そそんな時に縮毛矯正のような強烈な薬品に取りが増えてしまうと大きなアレルギー反応を起こす可能性があるのです。
肌に直接薬品が触れてしまう
円形脱毛症というのは全体的に髪の毛が薄いわけではなく、一部分だけ髪の毛が生えていないエリアがあるという症状です。その部分は肌が完全に露出しているという状態です。縮毛矯正はとても強い薬品を使うのですが、それを行う際には、美容師さんができるだけ肌に直接薬液が当たらないようにはしてくれます。しかし、どんなに気をつけてもやはり頭皮には当たってしまいますし、円形脱毛症のような形で肌が完全に露出しているとそこに薬品は付きやすくなってしまうのです。もし、円形脱毛症の治療として何か薬を塗っていたとしても、その縮毛矯正に使われる強力な薬品がそこに当たってしまっては元も子もありません。円形脱毛症が更に悪化してしまう可能性もあるので縮毛矯正はお勧めできません。
縮毛矯正をすることなく、ストレートヘアにする方法
円形脱毛症の人は縮毛矯正をしない方がいいとお伝えしました。しかし、どうしてもくせ毛が気になってしまう人もいるでしょう。その時は縮毛矯正以外の方法を使ってストレートヘアーにしてみましょう。「そんな方法があるならもとからやっているよ」と思うかもしれませんが、この方法を使えば、完全なストレートヘアーにはなりませんが、ある程度髪の毛をまっすぐにはできるのです。しかも特殊な方法ではなく、毎日のコツコツとしたケアでごく自然に実施できる方法です。
トリートメント
一つ目の方法は、トリートメントです。「トリートメントはいつもやってるよ」と言う人もいるかもしれません。しかしそういう人は今使ってるトリートメントの成分を見てみてください。もしかすると、「さらっとする」タイプのトリートメントを使ってませんか？そういったタイプのトリートメントは髪の毛をまっすぐにする効果はありません。髪の毛をまっすぐにするのは、「しっとりさせる」タイプや「潤いを含む」タイプのトリートメントです。つまり、水分を多くするということです。髪の毛の水分が多くなれば、髪の毛の重さ自体も増えます。髪の毛の重さ自体が増えれば髪の毛は真直ぐになる可能性が高くなるのです。例えば、くせ毛の人に向けて発売されているアフターバストリートメントというものがあります。これはその言葉を日本語にその麻薬した通りで、お風呂の後で使うトリートメントのことです。髪の毛の水分量を整える作用があるので、クセ毛になりにくいのです。
テンションをかけたブロー
髪の毛を乾かす際にテンションをかけてブローをしてください。テンションをかけるブローと言うと、髪の毛を引っ張りながらブローすることだと考える人もいますが、無理やり強く引っ張るわけではありません。強く引っ張った状態は、毛根に不必要な負荷をかけてしまいます。引っ張るのではなく、ただ、髪の毛をまっすぐにした状態で乾かすという。方法です。こうすることで、髪の毛がピンと張った形のままタンパク質の状態が故にされて髪の毛がストレートに保たれるのです。
まとめ
このようにて円形脱毛症で治療中の方や円形脱毛症に悩んでる方は、縮毛矯正をあてるべきではありません。縮毛矯正をあてると回復させるどころか円形脱毛症を悪化させてしまう可能性があるからです。そんな人は、しっとりさせるタイプのトリートメントを使うことによって髪の毛の水分量を多くしたり、髪の毛をドライヤーで乾かす時にまっすぐピンと張った状態で乾かすということを意識してみてください。それだけでクセ毛は少しストレートに近づくはずです。
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