白髪20170528-3

頭皮

【秋・冬は注意】乾燥した頭皮はハゲやすい!男性でもできる保湿対策

頭皮が乾燥すると過剰にフケが出たりかゆくなったりするだけではなく、薄毛も進行しやすくなるようです。頭皮を乾燥させないためにも地肌の「保湿ケア」をしてみましょう。

フケとかゆみ、それって「乾燥頭皮」が原因かも?


寒くなってくると急にフケが増えたり頭がかゆくなったりすることありませんか?

実は、フケやかゆみは頭皮が乾燥していると、出やすくなる傾向があるんです。

頭皮は常に紫外線や乾燥した外気にさらされているのでダメージを受けやすく、乾燥しやすいと言われています。
頭皮が乾燥して地肌がガサガサな状態になるとフケが増え、頭皮環境が悪くなることで雑菌も増えやすくなるのでかゆみも出てきます。

頭皮の乾燥なんて普段気にすることはないかもしれませんが、地肌が乾燥するとフケ、かゆみだけではなく薄毛になりやすくなるとも言われているので、今の髪をキープしたいなら頭皮の保湿ケアを始めた方がいいでしょう。

頭皮が乾燥してしまう原因


頭皮が乾燥する原因は、空気の乾燥だけではありません
主にこれらの原因で頭皮が乾燥しやすくなると言われています。

空気の温度差

空調のよく効いた部屋にいると、屋外と室内で温度差があるため、頭皮は乾燥してしまいます。
温度差があると汗をかいたり冷やしたりの繰り返しになり、頭皮の水分が揮発してしまうのです。

すると、分泌された皮脂が毛穴に詰まり、抜け毛やフケの原因になってしまいます。

最も頭皮に適した湿度は60%前後だと言われています。
乾燥を防ぐには加湿器を置くことによって適度な湿度を保ち、エアコンの空調は直接頭皮に当たらないようにしたほうがいいでしょう。
また、普段生活している場所の近くに観葉植物を置くことで、湿度を上げることもできます。

シャンプーの方法が悪い

1日2回以上シャンプーをしていたり、40度以上の高温のシャワーを浴びていたりすると、頭皮に必要な皮脂や水分まで洗い流してしまいます。

シャンプーの回数は1日1回で十分です。
また、ぬるめの温度でシャワーを流し、指の腹でマッサージをするように、髪の毛を洗いましょう。ゴシゴシこすったり、爪を立てたりするのはよくありません。

シャンプーの頻度も重要
シャンプーの頻度も重要洗わないのも問題ですが、洗いすぎもよくありません

紫外線

頭皮は紫外線を受けると、乾燥してしまいます。
帽子をかぶったり日傘を差したりといった紫外線対策を行うといいでしょう。
また、髪の毛の分け目が毎日同じ場所にあると、その場所に集中的に紫外線が当たってしまいます。
そのため、髪の毛の分け目は毎日少しずつ場所を変えましょう。

ブラッシング

頭皮が乾燥している状態でブラッシングを行うと、角質層がダメージを受けます。するとフケが出る原因になってしまいます。
ブラッシングをする本来の目的は、髪の毛についたほこりを取ったり、ほつれを直してヘアスタイルを整えるためです。必要以上のブラッシングには注意をしましょう。

簡単にできるおすすめ保湿ケア


育毛剤や頭皮ローションなど保湿できるヘアケアを使うのももちろんですが、シャンプーやちょっとしたマッサージなど、日ごろから簡単にできるケアもあります。
できるものから毎日のヘアケアに取りいれてみましょう。

頭皮の乾燥を防ぐシャンプー方法

シャンプーの方法を間違えたり、過剰にシャンプーをしたりすると、頭皮が乾燥する原因やフケの原因になってしまいますので、頭皮を守りながら洗うシャンプー方法がおすすめです。

予備洗いする

まず、ぬるめのお湯でしっかりと髪の毛を予備洗いします。
指の腹を使ってマッサージをするように頭皮を揉みこみながら、お湯で髪の毛を流していきます。実は、この予備洗いだけで70%から80%の髪の毛の汚れを落とすことができます。
このとき注意が必要なのが、シャワーの温度です。40度以上の高温のお湯で洗ってしまうと、頭皮に本来必要である皮脂も一緒に洗い流してしまいます。
するとフケが発生する原因になってしまいますので、ぬるめの温度に調整して予備洗いをするようにしましょう。

シャンプーする

シャンプーは、500円玉程度の量を手に取った後でしっかりと泡立てて、泡立った状態で頭皮全体になじませながらつけていきます。予備洗いと同じように、指の腹でマッサージをしながら洗っていきます。

すすぐ

頭皮全体を十分に洗い終わったらすすぎます。実はこのすすぎが、保湿ケアにとって重要なポイントなんです。
なぜなら、十分にすすぎ終わらずに、シャンプー剤が頭皮に残ってしまうと、頭皮は大きなダメージを受けてしまうからです。
完全にシャンプーのぬめりがなくなるまでしっかりと頭皮と髪の毛を洗い流しましょう。

頭皮の乾燥を防ぐドライヤーの方法

シャンプーをした直後は、頭皮の皮脂が減ってしまい角質層から水分が抜けやすい状態になっています。
また、キューティクルが開いていて傷つきやすい状態です。さらに、濡れた状態の髪の毛というのは雑菌が繁殖しやすい環境にあるため、臭いが出たりかゆみが起こったりという原因にもなります。
非常にデリケートな状態の頭皮ですので、できるだけ早めに乾かさなければいけません。
自然乾燥ではなくドライヤーを使用しましょう。まずはキューティクルの流れに沿って、タオルで髪の毛を乾かします。このときゴシゴシと拭かずにトントンと叩くように、1方向にゆっくりと拭いていきましょう。また、髪の毛に雑菌がつかないよう清潔なタオルを使用します。
ドライヤーは、頭皮から20cm 程度離したところから使用します。風があたる部分が1ヶ所に集中しないよう角度を調整しながら、髪の毛の根元から乾かしていきます。一方向だけではなく、髪の毛な表側も裏側も両方を乾かしてください。ある程度変わったら乾いたら、冷風モードに切り替えて乾かすことによって髪の毛から艶を出すことができます。

ヘッドスパ

ヘッドスパによって、毛穴の汚れを落としたり、フケやかゆみを防いだり、血行を良くして抜け毛を防いだりすることができます。頭皮を健康に保つことができれば、髪の毛からはツヤが出て、コシのある髪の毛も新たに生えてきます。また、顔の皮は、頭皮とつながっているので、ヘッドスパを行うことによって、顔全体のリフトアップにもなります。

セルフヘッドスパの方法

まず、髪の毛をよくブラッシングして、ホコリや汚れを全て綺麗に落とします。その後、オリーブオイル椿油といったオイルを手にとって、頭皮になじませていきます。指の腹を使って頭皮全体に塗っていきます。
オイルを使う量は、頭皮全体に薄く延ばしてなくなる程度の量です。

オイルで保湿
オイルで保湿指の摩擦で地肌を傷つけないためにもオイルを使いましょう。

親指日以外の、人差し指、中指、薬指、小指の4本の指を右手と左手、それぞれ合計8本使い、両耳の後ろ側からマッサージします。円を描くようにゆっくり時間をかけ、大きく動かします。
頭皮全体を上に持ち上げるように、頭頂部に向けてリフトアップするイメージでマッサージしてください。
次に、頭頂部のつむじ周辺の頭皮を10本の指全て使いマッサージしていきます。こちらも、つむじに向けて頭皮を引っ張り上げるようなイメージでマッサージしていきましょう。その後は、つむじの前後や左右も同じようにマッサージしていきます。マッサージが終わったら、電子レンジで温めたホットタオルを頭に巻きつけ、5分程度放置します。

その際にビニールハットをかぶると、より効果が高くなります。
放置した後は、しっかりとシャンプーをして頭皮のオイルをすべて落とします。このヘッドスパを週2回のペースで行うことによって、頭皮にうるおいを与えると同時に、ツヤとコシのある髪の毛を生み出すことができます。

ヘアケア製品を使う

頭皮の乾燥がかなり気になっているなら、他の部分の肌と同じように保湿のケアを行うと良いでしょう
頭皮専用に開発された保湿エッセンスやローションが販売されていますので、シャンプーとドライヤーなどの後に使用します。

薬局や通販サイトで手に入る育毛剤やスカルプローション、頭皮美容液などがおすすめです。

ただし、アルコールは揮発性が高く、水分を奪ってしまうので、アルコール成分が多く配合されているローションは乾燥対策には不向きです。

また、オリーブオイルや植物油には保湿効果がありますので、シャンプーをした後に軽く頭皮になじませるようにオイルをつけてからドライヤーをするのも効果的です。オイルは、頭皮だけではなく、髪の毛自体につけることによって、キューティクルをコーティングし、強い髪の毛を作ってくれます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
頭皮の乾燥はかゆみ、フケ、薄毛などの頭皮トラブルの原因になる育毛の大敵です。

日頃のちょっとしたケアで頭皮の乾燥は防ぐことができますので、シャンプー方法を変えたり軽くヘッドスパをすることなどから始めてみてはいかがでしょうか?

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