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これってM字ハゲなの？わかりにくいハゲの基準
M字ハゲと言えば前頭部均一にに薄くなるのではなく、額の生え際の両端がだんだんと後退していく脱毛症状を指します。
しかし、以前と比べて少し上がったからといって、それが必ずしもM字ハゲとかは限らないので、明らかな後退症状でもなければ個人での判断は難しいところです。
下の写真を見てください。
出典:https://matome.naver.jp/odai/2125411739767553473/2125682666667844522
有名芸能人の的場浩司さんですが、写真を見ると額の左右が後退しています。
しかし、これがM字ハゲかと聞かれれば判断が付きにくいところですよね。
しかもこの方は若い頃からこういう髪型のような気もするので、自分でそり上げている可能性も考えられます。
では次の片岡鶴太郎さんはどうでしょう？
出典:http://www.w0w.co.jp/news/90
これは間違いなくM字ハゲと言えますよね。
左右のこめかみが明らかに後退しています。
次はM字ハゲが発展したU字+M字ハゲです。
出典:http://ameblo.jp/joonjoonree/entry-11473811432.html
俳優の酒井敏也さんですが、この方の場合はかなりの進行度合いが確認できます。
M字型とU字型の合併症に近いでしょう。
ハゲ方は人それぞれ
以上のようにM字ハゲは進行すればU字ハゲとくっつくなど症状が悪化しますが、初期段階ではなかなか見分けがつかないのが実情です。
しかも、自分がM字ハゲになったなんて信じたくありませんから、「やばい、M字ハゲが始まった！早く治療しないと！」ということにはなりません。
そしてそのまま放置して、鶴太郎さんのようになり、最終的には酒井さんのような症状に進行してしまいます。
そこで今回はM字ハゲの見分け方を説明して、その原因と対処法を説明していきましょう。
わかりやすいM字ハゲの判断基準は？
M字ハゲは見た目でわかりそうですが、より厳しく判定するためにも、まずは自分で簡単にできる判断基準を紹介しましょう。
一般的にM字ハゲは下記の2つを基準に判断できます。
・前髪のボリュームが減った・オデコの左右の生え際が後退している気がする
ます前髪のボリュームが減るのはM字ハゲになった際に一番最初に出る現象です。
朝、髪の毛のセットをしていると散髪したわけでもないのにセットが決まらなくなったと感じたら要注意です。
そしてその後おでこの左右のこめかみ部分だけが後退している気がすれば確実にM字ハゲだと判断していいでしょう。
しかし、これは素人による自己診断です。
おかしいなと思ったら病院で診察してもらうことをおススメします。
M字ハゲの病院判断の基準は？
そして、その病院ですがさすがここではチャンとしたM字ハゲの判断基準が設けられています。
それは下記のとおりです。
1.水性のマジックなどを使って耳の一番上から頭頂部に向かって垂直に線を引く2.その線とこめかみ部分の生え際の長さを計る
3.その長さが2㎝未満の場合はM字ハゲ
これならば自宅でもできる上、簡単に判断できるので気になっている方は一度試してみましょう。
M字ハゲになる原因は？
それではなんでM字ハゲになってしまうのでしょうか？
中にはM字ハゲとAGAは全く別物などどのんきに構えている方もいるかもしれませんが、「M字ハゲ＝AGA」です。
AGAには脱毛症状がいくつかあり、オデコの左右のこめかみから後退していく症状をM字ハゲと呼んでいます。
M字ハゲとAGAの発症原因は同じです。
ということはAGAを発症する例の悪玉ホルモンが暗躍していることになります。
AGAを発症するのは男性ホルモンが変異してしまい、髪の毛を作り出す毛乳頭細胞を攻撃して発毛を阻害するからです。
ということは男性ホルモンを変異させる原因となる物質が直接AGAを発症させる原因となりますよね。
実は男性ホルモンのテストステロンは2型5-a還元酵素によってDHT(ジヒドロテストステロン)という悪玉男性ホルモンに返還されます。
特に前頭部と頭頂部には2型5-a還元酵素が多く存在し、AGAが発症しやすくそれがM字ハゲとして現れるのです。
AGAは遺伝的要素が強い
AGAは男性ホルモンが変異して毛乳頭細胞を攻撃することによって発症しますが、発症に個人差があるのは何故でしょうか？
これは様々な原因が挙げられていますが、その中でも遺伝的要素が強いと言われています。
研究によるとAGAになりやすい方は性染色体のX染色体を母親から受け継いだケースに多いことが判明しています。
母親からX染色体を受け継いだ場合、性別は男になるのです。
そう考えれば一昔前までAGAは男性特有のものと言われていたのも何だかうなずけますね。
よって男性で親戚縁者にAGAの方がいる時は注意が必要です。
先ほど言ったようにAGAは遺伝的要素が強いため、周りでAGAの方がいれば、その体質が遺伝している可能性が高くなるので注意が必要です。
M字ハゲを改善するには？
M字ハゲは放っておくとただ症状が進行するだけです。
よって、AGAに悪影響を与える生活面全体的を見直し、やはり頭皮環境改善とDHTの抑制治療は必要不可欠でしょう。
DHTが多くなれば頭皮環境は悪化してますます進行を進めます。
一番いいのは病院に行って適切な治療を受けることですが、まずは市販されているAGA用の発毛剤を試してみるのも一つの手です。
AGAになったらまだ大丈夫などと考えず、早めの対策を立てるようにしてくださいね。
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